東京都生活文化局は、都民を対象とした東日本大震災被災地へ派遣する「都民ボランティア」の第3期派遣要員を4月8日前後に募集する。
都社会福祉協議会が運営する「東京ボランティア・市民活動センター」と連携し、2日には都庁で1回目の説明会を実施。5日から活動を始める第1期40人と11日より活動する第2期40人の募集を行った。「反響が大きく、説明会の定員250人は告知をしてすぐに集まり早々に募集を締め切った」と同局担当者。
「都民ボランティア」は、原則として都内在住・在勤・在学の18歳以上の人で、都が移動手段や活動用物資などを確保した上で被災地に入り活動を行う「自立型ボランティア」。3~4人程度のチーム編成となり1週間単位で活動。時期や活動場所により内容は異なるが、当面は宮城県内の被災地でがれき撤去、屋内片付け、掃除などの支援活動を行う。参加費用としてボランティア保険料の1,400円と、自分で用意した食事以外には実費も必要。
宿泊場所、持ち物、装備の詳細は説明会で伝えられるが、応募条件などの詳細は同センターのホームページで確認できる。
説明会への出席登録は同センターのホームページ内「申し込みページ」からする必要があり、募集受付開始から定員250人で締め切りとなる(説明会への出席登録は活動参加申し込みとは異なる)。第3期の募集は8日前後に始まる予定で、同ホームページで告知する。説明会は今後も随時行うという。
問い合わせは東京ボランティア・市民活動センター(TEL 03-3235-1171)まで。9時~21時(日曜17時まで)。月曜閉館。