京王百貨店新宿店(新宿区西新宿1、TEL 03-3342-2111)7階催事場で1月13日、「第46回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」が始まった。
同店で規模・集客ナンバーワンを誇る同イベントは今年で46回を数え、百貨店の物産展としては最大級の規模。全国各地200種以上の駅弁と名産「うまいもの」が集い、味の競演が繰り広げられることから「駅弁甲子園」とも呼ばれている。
昨年の大会では13日間で約42万6,000個の駅弁を販売し、7億1,100万円を売り上げた。昨年の実演販売での売上個数ベスト5は以下の通り。
1位 「いかめし」(500円)-北海道 函館本線 森駅(6万3,814個)
2位 「牛肉どまん中」(1,100円)-山形県 奥羽本線 米沢駅(2万6,825個)
3位 「甲州かつサンド」(600円)-山梨県 中央本線 小淵沢駅(1万6,636個)
4位「ひっぱりだこ飯」(980円)-兵庫県 山陽本線 西明石駅(1万4,477個)
5位 「氏家かきめし」(980円)-北海道 根室本線 厚岸駅(1万4,166個)
今回は、昨年12月に開業した東北新幹線の新駅「新青森駅」と、今年3月に全線開通する九州新幹線の「熊本駅」で販売される記念の「新作駅弁」を地元以外でいち早く紹介し、実演販売を行う。
青森県 東北新幹線 新青森駅「浜焼きホタテ海鮮ひつまぶし」(1,100円、各日予定数800食)は、陸奥湾産のうま味成分を凝縮した大ぶりのホタテを使った新作。熊本県 九州新幹線 熊本駅「鮎屋の極薦(鮎と地鶏編)」(1,100円、同900食)は、熊本の人気駅弁2種がコラボし2つの味が楽しめる弁当。これらの実演ブースの周辺には各地で新幹線が停車する駅の駅弁も集積し、新幹線特集を盛り上げる。
ほかにも恒例企画として、おかみが作った弁当を販売する「女将さん奮戦記」、ローカル線に注目する「頑張れ! ローカル線」や「村おこし・町おこし特集」「ご当地グルメ駅弁」なども展開する。
営業時間は10時~20時(19日と最終日は17時まで)。今月25日まで。