新宿で「100年愛される絵本展」-「あらしのよるに」あべ弘士さんら

4人の絵本作家が参加する「100年愛される絵本展」

4人の絵本作家が参加する「100年愛される絵本展」

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 新宿のコニカミノルタプラザ(新宿区新宿3、TEL 03-3225-5001)で11月3日より、「100年愛される絵本展」が開催される。

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 同展は、文化の日を中心とした「教育・文化週間(11月1日~7日)」に合わせ同ギャラリーが2007年より開催している企画。3回目となる同展では、あべ弘士さん、荒井良二さん、いもとようこさん、長谷川義史さんの4人の絵本作家が講談社創業100周年を記念して書き下ろした4作品などから原画約60点を展示する。

 あべさんは旭山動物園(北海道旭川市)で25年間、飼育係として勤務。生き物をユーモアある作風で描く。代表作は「あらしのよるに」「エゾオオカミ」「はりねずみのプルプル」シリーズなど。貼り絵の手法を用いて表現するいもとさんは、「そばのはなさいたひ」「いとしの犬 ハチ」「ねこの絵本」などを手がける。長谷川さんは、グラフィックデザイナー、イラストレーターを経て、現在は主に絵本作家として活躍。代表作は「ぼくがラーメンたべてるとき」「スモウマン」「いろはかるた奉公」など。イラストレーターとして活躍後、絵本作家として活躍する荒井さんは、「スキマの国のポルタ」「えほんのこども」「ルフランルフラン」「スースーとネルネル」などを手がける。

 初日には、長谷川さん、荒井さんによるギャラリートークとサイン会も行う。ギャラリートークでは、2人の展示コーナーで原画を見ながらそれぞれが絵本や作品創作に込めた思いを話す。サイン会は、当日会場での絵本購入客限定。長谷川さん=14時~、荒井さん=16時~。

 同ギャラリー広報担当者は「現代絵本作家の巨匠たちが一堂に集結するまたとない機会。一流絵本原画でしか見ることのできないタッチと色彩の素晴らしい魅力の数々を堪能してほしい」と話す。

 開館時間は10時30分~19時(初日は18時まで、最終日は15時まで)。同20日まで。期間中、毎日先着30人に「『100年愛される絵本展』開催記念ポストカードセット(8枚入り)」を進呈する。

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