西新宿のラーメン店「らーめん杉」(新宿区西新宿3、TEL 03-3342-6678)が5月11日、つけ麺ダイニング「杉本商店」としてリニューアルオープンした。
同店は、23年間「らーめん杉」を経営してきた杉本好成さんから、息子の憲一さんへ世代交代をしたのを機にリニューアルを行い、内装、外観、メニューをすべて刷新したもの。
店舗面積は15.5坪で、席数は35席。木を随所に使った店内は、「温かみのあるアットホームな雰囲気」(憲一さん)でまとめた。鶏白湯スープや、期間限定スープを使用したつけ麺が特徴の同店。昼はつけ麺3種とラーメン1種、夜はつけ麺のほか鉄板鍋や約20種のおつまみ、ドリンク約35種類などを提供する。
メーンメニューは、「醤油つけそば」(750円)、数量と期間限定の「ラージャンつけそば」(780円)や「黒ゴマ入り豆乳つけそば」(780円)など。ほかにも20年間最も人気の野菜を多く使用した、タレなしでも食べられるという大きめの「てづくり餃子」(360円)、 コラーゲン入りの鶏白湯スープに、モツや野菜などを合わせた鉄板鍋「スタミナ鉄板鍋」(1人前=1200円、2人前からオーダー可能)、「大ざるつけ麺」(1人前=650円、2人前からオーダー可能)など。夜に提供するおつまみは、「冷やしトマトとモッツアレラチーズ」(480円)、「黒ゴマバンバンジー」(480円)、「ニラレバ炒め」(580円)ほか。
憲一さんは「オフィス街にあるため、来店客はサラリーマンやOL、旅行者や単身赴任の人が多い。来店客から『元気になったよ』『「明日も頑張れそう」『癒やされたよ』と言ってもらえるような店でありたい」と話す。
「新宿という街で育ってきて、高層ビル群などの移り変わりを見てきた。新宿はチェーン店系の店が多い中、家族で経営している個人店は数少ない。リニューアルでメニューは変わるが、『らーめん杉』の良さをそのまま生かし、誰でも気軽に入れる『飲めるつけ麺屋』を目指す。当店から新宿を元気にしたい」とも。
営業時間は、11時~16時、17時~23時。日曜・祝日定休。