新宿ゴールデン街のG2通りにあるバー「FLAPPER」(新宿区歌舞伎町1、TEL 03-3207-3312)2階で3月10日より、立花奈央子さんの写真作品個展「彩色絢美」が開催されている。
立花さんは、2005年よりネットグラビア、撮影会、写真集を中心に、別名でモデルとして活動する。その後本格的な撮影環境に触れる中で、写真作品の制作を開始。都内を中心に創作活動を展開している。
同展では、立花さんの過去作品、新作含め約30点を展示。作品の衣装コーディネート、ヘアメーク、撮影まで、すべてを立花さんが手掛けた「女性を華やかに彩った写真」が並ぶ。「『違う魅力に気付いてほしい』という思いで、「普通の女の子」に日常と全く違うヘアメークを施し、自分では選ばないような衣装をセレクトした」と話す立花さん。「展示の目的は、被写体として活動する中で培った美意識や蓄積したノウハウを役立て、今まで自分自身が多くの人からもらった貴重な経験を他の人へ還元すること」とも。
立花さんは「モデルは全員、プロではない『普通の女の子』ばかり。大学生から主婦、派遣社員から公務員までさまざま。変身前後を想像しながら見てみてほしい。翌日には、いつもと違うアイシャドウを試してみたくなるはず。難しい詩や技術的なうんちくは一切ないので、普段はあまり写真を鑑賞しないという人に来てもらいたい。いちげんさんはこの機会に、敷居の高い『新宿ゴールデン街』へと足を踏み入れてみては」と話す。
営業時間は20時~真夜中。月曜定休。同展は今月22日まで。会場となる「FLAPPER」は、R&Bからジャズ、ロック、日本のフォーク、昭和歌謡までさまざまなジャンルの音楽を流すバー。2階のフリースペースは、撮影やインタビュー、会合などに使用できる。