新宿のリビングデザインセンターOZONE(新宿区西新宿3、TEL 03-5322-6500)内の6階リビングデザインギャラリーで1月29日、企画展「幸家のギフト とうふパッケージデザインプロジェクト」が始まる。
福井県永平寺町に店を構える「幸家(さちや)」(幸伸食品)は、吉野本葛粉と胡麻、白山の伏流水を使用し、永平寺町・名物の「ごま豆腐」を作り続けている。伝統的な永平寺禅豆腐のほか、おからの総菜やドレッシング、チョコレートなど、豆腐を生かした商品開発も行っている。
同展では、デザイナーと共同しデザインで商品の魅力を伝える同社の取り組みを紹介する。昨年発売した「惣菜とうふ」をイメージしてデザインした会場に、ギフトパッケージのデザインを展示するほか、こだわりの製法や素材についてなど、商品の誕生秘話も紹介する。
会場デザインは、パッケージやエディトリアルのグラフィックデザインのほか、サイン計画、空間計画まで幅広く手がけるデザインチーム「粟辻デザイン」(渋谷区)が担当する。同社は、今回幸屋ギフト商品の「惣菜とうふ」デザインも手掛けた。
同館担当者は「『惣菜とうふ』は独自の製法により、野菜の個性と栄養を生かした新しい感覚の食品。このギフトセットのパッケージは、伝統と刷新のイメージと製品の魅力を発信するデザインになっている」と話す。
開館時間は10時30分~19時。水曜休館。2月3日まで。