新メニューに韓流かき氷「五味子パッピンス」-大久保の韓国料理店

韓国定番の「パッピンス」に「五味子茶」シロップをかけた新感覚かき氷

韓国定番の「パッピンス」に「五味子茶」シロップをかけた新感覚かき氷

  • 0

  •  

 大久保通り沿いの韓国料理レストラン「韓(ハン)サラン」(新宿区大久保1、TEL 03-5292-1161)が夏の定番商品として提供する韓国定番の氷デザート「パッピンス」に、今年から韓国伝統茶「五味子(オミジャ)茶」をシロップとして添え、新感覚の味わいを提案している。

[広告]

 韓国語で「小豆入りかき氷」を意味する「パッピンス」は、小豆に加え、季節のフルーツ、韓国餅、練乳、アイスクリーム、シロップなどをトッピングし、「見た目とボリューム感が他店にない魅力」(同店マネージャー=パク・サンジンさん)。甘草を煎じた手製の漢方茶「五味子茶」の5つの味(=甘味、酸味、苦味、辛味、塩味)を従来の「パッピンス」に加えることで、「舌が飽きないようにパンチを効かせた味わい」(パクさん)を作り出したという。同茶は、女優のイ・ヨンエが韓流ドラマ「チャングムの誓い」の撮影中に、健康維持のために飲んでいたアイテムとして知られる。

 店内は韓国の古民家を再現した内装で、チヂミやチャプチェなどの一品料理のほか、宮廷料理を再現したコース料理も用意。カフェ、食事、飲酒など、さまざまなシーンに対応する。新デザートの主要ターゲットは、スイーツ好きや韓流ファンの女性を中心に、デートスポットとしての利用などを含め男性客の需要喚起も狙う。「五味子パッピンス」の価格は780円。

 ソウル出身のパクさんは「韓国では『混ぜて』食す料理が食卓の中心。パッピンスもビビンパのようにすべてを混ぜ合わせて食べるのが韓国流。一つのパッピンスを仲の良い友達や恋人がつつきあって食べるのが一般的で、それがお互いを信頼し合っているバロメーターとも言える。男女が一緒に食べているのは微笑ましいこと。食文化の違いや面白さをデザートからも発信したい」と話す。

 同店の経営母体であるハッピー通信(新宿区新宿6)は、同店の1階で韓流スターショップ「韓流館」を運営するほか、通信事業、日韓文化交流事業などを手がける。

 営業時間は11時~翌1時。無休。

韓サラン(ぐるなび)

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース