「NPO世界の子どもにワクチンを日本委員会」(=JCV、千代田区)は7月16日、ライブスペース「アートプレイス新宿」(新宿区新宿2)で、アイドルから実力派アーティストまでが出演するチャリティーライブを開催した。
「JCVチャリティーフェスタ」の名で定期的に開かれている同ライブは、「発展途上国では5歳に満たない子ども4,000人が毎日、ワクチン不足で亡くなっている」(JVC)という事実を踏まえ、1人でも多くの子どもたちを救うために活動しているJCVの支援が目的。
当日は、司会進行役のアイドル、蒲原彩さんとJCV広報部の吉本祐之さんのほか、女性アイドルユニット「みにゅる」、アイドルの寿沙さん、ARIAさん、シンガーソングライターの麻衣夢さん、瀬戸瑞穂さん、やまうらさん、かさはらさん、かのんさん、作曲家の二藤部冬馬さん、アコースティックトリオの「Lita ha pua」の計10組が出演。
蒲原さんは司会進行役だけにとどまらず、飛んだり跳ねたり軽快なステップで自曲を披露。「萌え系」アイドルとして可愛らしさをアピール。「イケメン」が売りの二藤部冬馬さんは、クラッシックとポップを融合させた壮大な楽曲をシンセサイザーで表現。アイドルの寿沙さんはPuffyやSPEEDの曲を歌って、元気に会場を盛り上げた。
シンガーソングライターの麻衣夢さんがサックスとピアノの生演奏をバックに、アニメソングに起用された自作曲「心のテープ」や「EVONY & IVORY」(スティービー・ワンダー&ポール・マッカートニー)を歌いはじめると、会場は一転、大人の雰囲気に。トリを務めた「Lita ha pua」は、美しい演奏と温かみのある歌声で観客を魅了する鮮やかなステージを繰り広げた。
次回のライブは今冬、同ライブハウスで予定している。