名画座の早稲田松竹(新宿区高田馬場1)が11月7日より、小栗康平監督の新作「FUJITA」公開記念で過去の全作品を特集上映する。
新作「FUJITA」は1920年代からフランスを中心に活躍した日本人画家・藤田嗣治の半生を、オダギリジョー主演で映画化。小栗監督が10年ぶりに手掛けた長編で、日本とフランスの合作映画となる。11月14日の封切りを前に、小栗監督の全作品「泥の河」「伽?子のために」「死の棘」「眠る男」「埋もれ木」を35ミリフィルム上映で一挙公開。
同館担当者は「描かれる素材は毎回違うが、絵の強さや世界観は常に一貫している。その強さが小栗作品の魅力」と話す。
上映初日には小栗監督のトークショーも予定。11月13日まで。