新宿にあるコニカミノルタプラザ(新宿区新宿3)の「GALLERY A」で5月31日から、環境企画展『知ることは守ること 絶滅危惧動物展』が開催されている。
絶滅のおそれのある生き物「絶滅危惧種」は、地球上に存在する動植物の中から調査した約76,200種のうち、22,400種以上にものぼると言われる。IUCN(国際自然保護連合)の調査によると、2015年4月20日現在では、日本に住む野生生物は363種が絶滅危惧種であると報告された。
コニカミノルタでは、絶滅危惧動物を保護するための取り組みを考えるために、子ども向けのウェブサイト「絶滅危惧動物図鑑 みんなで守ろうぼくらのなかま」を2009年より開設。すでに絶滅してしまった動物や、絶滅のおそれのある動物を紹介しており、その中には、人間の活動により絶滅した動物が多くいることを解説している。
同展では、上記のウェブサイトに掲載している動物のほか、日経ナショナル ジオグラフィック社の協力を得て、日本をはじめとする世界の絶滅危惧動物を、大型プリントで紹介。「絶滅危惧動物を通じ、地球全体の環境保全への関心を深めるきっかけとして、ぜひご来場ください」と、同イベントサイトでは来場を呼びかけている。
また、同展に来場した人を対象に、コニカミノルタのカラー複合機「bizhub(ビズハブ)」シリーズで出力した「絶滅危惧動物図鑑」が、各日先着50名に限定プレゼントされる。
開催は6月22日まで。開館時間は、10時半~19時(最終日は15時まで)。入場料は無料。