東新宿の常設型リアル脱出ルーム「アジトオブスクラップ」(新宿区大久保1、TEL 03-6233-9868)で2月24日、新公演「時空研究所からの脱出 タイムマシーンを起動せよ!」が始まる。
同館を運営するのは、フリーペーパーの発行やイベント制作を手掛けてきたSCRAP(京都府)。2007年にフリーペーパー創刊3周年イベントとして「リアル脱出ゲーム」を開催。好評を博し、現在では国内だけにとどまらず、台湾や韓国、サンフランシスコなど、さまざまな会場で行われる人気企画となっている。
同館は、初の常設型リアル脱出ルームとして2011年にオープン。これまでは「302号室」で公演を行ってきだが、同公演は新設される「301号室」で行う。
今回の舞台は「時空研究所」。タイムマシンの開発に成功した直後、閉鎖され、閉じ込められてしまった9人の研究員(=参加者)が、協力し合い脱出するという内容。同館の井家さんは「『リアル脱出ゲーム』はスタジアムや博物館、遊園地などさまざまな場所で開催しているが、本当の『密室』に閉じ込められ、実際に鍵を見つけて脱出するという体験ができるのは『アジトオブスクラップ』シリーズだけ。同公演ではタイムスリップ体験ができるかも。『アジトオブスクラップ』史上最高のクオリティー」と自信を見せる。
「大人になると、いざ遊ぼうと言って集まっても、飲みに行くのが関の山。時には、大声を上げてはしゃいで遊んでもいいと思う。『リアル脱出ゲーム』は、そんな大人が本気で遊べるイベント。まだまだ世間一般に広くは知られてないが、百聞は一見にしかずという言葉がこんなに合うイベントもなかなかないと思う。ぜひ遊びにきていただきたい」と来場を呼び掛ける。
料金は、一般=2,980円、学生=2,200円(平日のみ)。開催時間などの詳細は公式ホームページで確認できる。