新宿3丁目に、アメリカンフットボールをテーマとしたスポーツバー「フットボールラウンジ」がオープンして約2カ月がたった。開店日は10月8日。
「アメリカンダイナーやパブをイメージした」というフードメニュー
運営はワードオブマウス(武蔵野市)。同社は約30人が共同オーナーとなり経営。社長の小林稔さんによれば、アメフトを大人数で鑑賞できる場はあまりないという。「自宅などでアメフトの試合を見ながら、感想などをツイッターでつぶやいていているうちに、アメフト好きの人々とつながったのが3年ほど前。次第に、お店などに集まり、一緒に試合を鑑賞して盛り上がるようになったが、『これなら自分たちでお店を作ったほうがいいのでは』ということになり、出店を計画した」という。
小林さんが同店の企画をまとめ、クラウドファウンディングサービス「みんなのファンド」を利用し、資金を集めた。「今年6月に出資者を募り始めた。予想以上のリアクションがあり、9月には開店のめどが立つほどの資金が集まった」。共同オーナーや仲間が集まりやすいようにと、新宿に開業したという。
店舗面積は約15坪、席数は30席。店内には100インチの投影が可能なプロジェクターと、32インチモニターを2台設ける。基本的にはアメフトの試合を流しているが、番組のリクエストや映像の持ち込みも相談可能だという。
フードメニューは「バッファローチキンウィング」(ハーフ=580円、レギュラー=1,050円)や「フィッシュ&チップス」(ハーフ=630円、レギュラー=1,200円)、「ドライカレー」(600円)など「アメリカンダイナーやパブをイメージしたもの」をそろえる。ドリンクはビール10種類(700円~)やワイン、ウイスキー、バーボン各種のほか、カクテル約250種類(750円~)を提供するほか、「パーティープラン」(コース料理とドリンク各種飲み放題、1人3,500円~)も用意。
小林さんは「これだけカクテルが充実していて、しかもリーズナブルに楽しめるスポーツバーは他にはないのでは」と自信を見せる。
営業時間は17時~23時30分(金曜・土曜は翌5時まで)。