リビングデザインセンターOZONE(新宿区西新宿3、TEL 03-5322-6500)で4月28日より、ゴールデンウイークの恒例企画「OZONEクラフトマーケット2012」が開催される。
今年で18回目となる同展は、さまざまな分野の作り手と作品が集結し、作り手自らがディスプレーした作品を販売するマーケット形式のイベント。期間中は会期ごとに出展者が入れ替わり、延べ200組の作り手が登場する。
出品のジャンルは、陶磁器、ガラス(器・小物・アクセサリー)、木(家具・器・カトラリ―・玩具・小物)、漆、染織・フェルトなどのテキスタイル(バック・ポーチなどの袋物、帽子などのファッション小物・テーブル小物)、皮革小物、キャンドル、せっけん、金属(家具・小物)、樹脂(ビーズ・アクセサリー)、和紙(照明・ポストカード・小物)など。ホームページでは、出展者のプロフィールや作品を紹介している。
1期(4月28日~30日)には、雑誌「LEE」(集英社)読者による「集英社LEE100人隊手づくり部」が出展を予定。部員16組の作品として、バックやポーチ、エプロン、コースター、ベビーアイテムなどの布小物から、ポストカードやアクセサリー、カトラリ―などをそろえる。
新たな企画として、プロの手仕事の実演と手作り体験ができるワークショップも開催。出展者のレクチャーで「竹を使ってお持ち帰り!!マイ箸製作!」(参加費1,000円)、 「ハワイアンキーホルダー&ストラップづくり」(同1,500円)、「ペーパークイリング体験 母の日カード」(同1,000円)などを作る。そのほか、家具職人の椅子張り(4月30日)、シェーカースタイルの曲げわっぱ作り(5月5日)などの手仕事を目の前で見ることもできる。
作り手が同じテーマで出品するチャリティー企画「贈る愛のカタチ forJapan」では、作品を予約販売し、収益の一部を東日本大震災の義援金として寄付する。
「来場者からは毎回『個性あふれる作品と作り手のとの出会いが楽しい』との声を頂いている。対話を通して親しくなり、ファンになって個展を見に行くなど、その後もつながりを見せている」と担当の木村聡子さん。
「総勢200組の作り手が3期に分かれて入れ替わるので、会期ごとに足を運んでくださる方もいる。手作り作品を見て、買って、体験して、大人から子どもまで、じっくりのんびり過ごしていただければ」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時30分~19時。会期は、1期=4月28日~30日、2期=5月3日・4日、3期=5月5日・6日。入場無料。