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新宿・コニカミノルタプラザで「エコ&アートアワード」入賞作品展

プロダクト&コミュニケーション部門入賞作品「eneMAL」松田優さん

プロダクト&コミュニケーション部門入賞作品「eneMAL」松田優さん

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 コニカミノルタプラザ(新宿区新宿3、TEL 03-3225-5001)で3月4日から、「KONICA MINOLTA エコ&アートアワード2012 supported by Pen」作品展が開催される。

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同ギャラリーは、「環境と芸術を融合させたアイデア・デザイン」をテーマにしたアートコンペを行い、279件の応募作品の中から「ビジュアルアーツ部門」21作品、「プロダクト&コミュニケーション部門」9作品、「next ACTION部門」9作品、計39の入選作品を決定。今回新たに加わった「next ACTION部門」は、「逆境から日本を救うため、アートの力を活用したいという考えで設立した」と広報担当の高橋さん。審査員は、安藤貴之さん(雑誌「Pen」編集長)、廣田尚子さん(プロダクトデザイナー)、ミヤケマイさん(美術家)、伊勢谷友介さん(REBIRTH PROJECT代表)の4人。

 同展では、16歳から35歳までの若手クリエーターやアーティストから応募のあった、アートの視点でエコを促進するための芸術作品、製品デザイン、グラフィックデザイン、またはそれらのコンセプト・アイデアを展示。期間中、入選作品を展示し、3月20日の最終審査によりグランプリ(各部門1作品)、準グランプリ(各部門1作品)、来場者により選ばれるオーディエンス賞(描く部門1作品)、審査員特別賞(4作品)および協賛者特別賞(2作品)を決定する。

「これまでの展示では、個人が難しいと捉えがちな環境問題に対し、エコを身近に感じてもらうという視点を訴求する作品が多く見られた。年々、環境を考えることはごく自然で当たり前のようになり、応募作品も当初より多様化してきた」と同施設の高橋さん。

今回は、3.11の影響もありメッセージ性の高い作品が多く集まった。「日本と地球の将来を真剣に、そして前向きに考え、取り組んでいることの表れであると思われ、多くの人がアートの力で次の行動を起こそうとしている。今まで捨ててしまっていた物が発想の転換により再利用で生まれ変わった作品や、形や絵が加えられたことにより視覚に強く訴えかける作品もある。どれもが明確なコンセプトによってアートの力を活用した魅力的な作品」とも。

 受賞結果はグランプリ発表会で発表するとともに、ユーストリームで生中継を予定している。

 開催時間は10時30分~19時(最終日は15時まで)。入場無料。3月22日まで。

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