新宿三越アルコット(新宿区新宿3、TEL 03-3354-1111)は1月17日、4階~6階フロアのリニューアル概要を発表した。リニューアルは、同フロアに入居していた生活雑貨専門店ロフトの撤退(1月14日)によるもの。
リニューアルオープン日は、4階=3月16日、5・6階=3月2日。リニューアルフロア面積は1,450坪。同店のメーンターゲット「新宿で働き、新宿で遊ぶ20~30代の女性とカップル」に向けたフロア構成を強化する方針。「ちょっとこだわり」「ちょっと上質」「ちょっと知的」をコンセプトに、ファッション、アクセサリー、生活雑貨、カフェなど15店舗をオープンする。
4階(362坪)は、メンズ・レディスをミックスしたファッションフロアにリニューアル。「縫い目のない財布」で知られるフランスの高級革製品ブランド「LE TANNEUR(ル・タヌア)」の日本1号店がオープンするほか、イタリアのデニムブランド「GAS」やスポーツブランド「EXR(イーエックスアール)」など13店舗がオープンする。
5階(544坪)は、河淳(中央区)が都内を中心に展開するインテリアショップ「KEYUCA(ケユカ)」が出店。素材や機能性にこだわったオリジナル家具やキッチンツールなどを取り扱う。
6階(544坪)は、7・8階に入居する「ジュンク堂書店」が1層増床しオープンする。7階=一般書、8階=専門書(ジュンク堂カフェ)を展開するフロア構成から、「専門書」「コミック」「女性向け実用書」を独立させた展開を予定しているという。
同店は2004年10月より、百貨店から「都市型専門店集積店舗」へと業態変換を進め、2005年3月に専門店ビル「新宿三越アルコット」として全館開業したもの。