日本マクドナルド(新宿区西新宿6)は6月28日、今夏予想される電力供給不足へのさらなる対応として、全国のマクドナルドで働くクルー約16万人が家庭内で節電意識を高めることを目的とした「節電キャンペーン」を実施すると発表した。実施期間は7月1日~9月30日。
同社は、全国のクルーに向けた特設サイト「16万人のクルーの力を一つに!ワンチーム節電プロジェクト」を立ち上げる。サイト名は、「各家庭での電力15%削減は小さくとも、全国のクルーが取り組むことで大きな貢献ができる」という意味を込めたもの。同サイトで、経済産業省の推奨する家庭の節電対策メニューにのっとった取り組みを各自で実施し、「節電アクションチェックシート」で削減率を計算することで自己の成果を確認。目標や意気込みが投稿できる掲示板コンテンツを活用するなどして家庭内電力使用抑制に取り組む。
15%節電達成者には「ドリンクMサイズ」の無料券を進呈、チームとして盛り上がれるよう全店舗を313エリアに分けて対抗戦とし、達成率の高い上位50のエリアには特別賞を用意するなど、さまざまな施策も盛り込む。
月ごとに内容が変わる「節電デザイン」のトレイマットを、全国の店舗で約2000万枚使用。同社の自主節電計画などを告知し、節電に対する意識を高め一般客にも啓発する。