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新宿で「ショートショート フィルムフェス」3D上映-山崎貴監督ら迎えトーク企画も

3Dショートムービー「フライデーナイト・タイツ」

3Dショートムービー「フライデーナイト・タイツ」

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 シネマート新宿(新宿区新宿3)で6月18日、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2011」の「3D部門」上映に合わせたイベント「3Dクリエーターズトークセッション」が行われ、ゲストに山崎貴監督を招く。

山崎貴監督(関連画像)

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 同映画祭は、世界各国で若きクリエーターたちの夢への一歩として確立されている「ショートフィルム」の世界を日本で紹介しようと1999年に原宿でスタート。2004年には「アカデミー賞公認映画祭」に認定され、同映画祭のグランプリ受賞作は「アカデミー賞短編部門」のノミネート選考対象となる。13回目の今年は過去最多4,200本以上の作品が集まり、コンペティションでは23カ国の地域から応募があった。同映画祭では「厳選した」68作品を上映する。

 映画祭の上映会場は「表参道ヒルズ スペース オー」「ラフォーレミュージアム原宿」「TOHOシネマズ六本木ヒルズ」「シネマート新宿」「ブリリア ショートショートシアター(横浜)」の5カ所。今回から新設された「3D部門」は新宿の会場で上映される。

 3D部門にはアメリカ、フランス、オランダ、コロンビア、韓国、日本からの作品がそろい、ラブストーリーからアニメーション、「スピード感あふれるスリリングな作品」まで多様な3D作品・全10作をラインアップ。映画祭最終日には「3D部門優秀賞」が決定する。

 同会場では6月18日、「3Dクリエーターズトークセッション」と題したイベントを開催。12月に公開予定の3Dアニメーション作品「friends もののけ島のナキ」、2012年には3D長編映画「ALWAYS三丁目の夕日’64」の公開を控える映画監督の山崎貴さんをゲストに迎え、3D映像の魅力的な撮影・演出方法や、3D映像の制作現場、放送サイドが求める3Dコンテンツなどについてディスカッションを行う。

 6月24日には「スマートフォン3Dコンテスト CG・アニメーション部門 優秀作品発表&授賞式イベント」を開催。特別審査員としてゲストに「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」などを監督した押井守さんを迎え、同部門のスポンサー「シャープ」が実施したコンテストの優秀作品を発表する。「映画を作ることは簡単。ビデオカメラとPCと情熱があれば、映画を作ることは誰にでも可能。ただし、映画を作る動機を見つけることは誰にとっても難しい。映画でなければならない、あなた自身の中にある動機。憧れや夢だけでは、映画は満たされない。あなたにとって必要で、同時に世界の誰かにとって必要な映画。そんな切実な映画に出合えることを期待したい」と押井監督がメッセージを寄せる。

 3D部門の作品上映は6月17日~24日の19時~21時。6月18日・24日のイベントは共に19時より(その後同一チケットでプログラム上映の鑑賞が可能)。入場料はいずれも、前売り=1,300円、当日=1,500円。劇場窓口などで販売中。

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