新宿タカシマヤ最上階に京都「美山荘」姉妹店-リニューアルで

新宿タカシマヤに、京都「美山荘」の姉妹店がオープン(写真=コース一例)

新宿タカシマヤに、京都「美山荘」の姉妹店がオープン(写真=コース一例)

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 フードワークス(品川区)は12月1日、タカシマヤタイムズスクエア(渋谷区千駄ヶ谷5、TEL 03-5361-1111)本館14階レストランズパークに、京和食店「京都岡崎 美先(みせん)新宿店」をオープンした。

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 同店は、京都・峰定寺のふもとにある料理旅館「美山荘」のオーナー、中東久人さんがプロデュースしたもので、出店は岡崎本店(京都府)に次ぐ2店舗目。岡崎本店は、約200坪の敷地面積に、数奇屋造りの店舗と庭がしつらえられた豪奢なつくりで知られている。

 店舗面積は70.44坪。(カウンター=36席、テーブル=28席、個室=6席、14席)。新宿が一望できる眺望の良さが特徴で、景色を生かしたシンプルな空間に花を活けアクセントを加えた。

 メニューは、ランチ・ディナーを通して3種類のコース料理のみ。素材は、有機農法や独自の生育農法で作っている農家から仕入れたものを使用し、季節や日によって内容を変える。「ごはん」を主役に、京の地素材を使った「八寸」「おかず取り合わせ」「白味噌」「油もの」「あつもの(焼き物)」「季節の炊き合わせ」「水菓子」など、京料理をベースとした献立を提供する。器のデザインも中東さんが手がけるなど、独自の「おもてなし」を追求しているという。価格は、ランチ=2,730円、3,990円、5,250円、ディナー=3,990円、5,250円、8,400円(ともにサービス料別途)。想定客単価=6,000円。

 中東さんは「新宿店は、本店や美山荘とも違い、会席のように形式ばったものではなく、とにかくシンプルに美味しものは何だろうと考え、白いご飯におかずという『ごはん(=食事)』に行きついた」と話している。

 同店のオープンは14階レストランズパークの全面リニューアル(同日)によるもので、同店のほか「赤坂ふきぬき」(うなぎ)、「福ろく寿」(京懐石)、「玄海」(とりと野菜)の新規オープンを含む12店舗をリニューアルオープンした。

 新宿タカシマヤは現在、開店10周年を機に改装を進めており、14階に続き1月10日より、12階の一部と13階のレストランエリアの改装工事に着手、3月28日オープンを予定している。レストランズパーク総フロア面積は1,240坪。今秋から全館の改装に着手しており、来春をめどに全面グランドオープンを目指す。設備投資額は130億円を見込む。

 営業時間は11時~23時。無休。

新宿タカシマヤ

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