都庁都民広場(新宿区西新宿2)で10月1日、「ピンクリボン in 東京 2010」が開催された。
ピンクリボンは乳がんの早期発見、早期診断、早期治療の大切さを伝えるシンボルマーク。乳がんは、日本人女性の16人に1人がかかると言われている。東京都の乳がん死亡率は全国で最も高いが、検診受信率は全国の中でも低い状況。
当日はマンモグラフィ検診車の見学、ピンクリボンメッセージツリーの展示、ブース出展、がん検診情報カードの配布、「東京都乳がん検診普及啓発事業」公式キャラクター・Postpet「モモ」妹による会場の取材のほか、ステージではキッズダンス、フラダンス、トークショー、ライトアップのカウントダウン、大野靖之さんによるコンサートが行われた。
ライトアップ時には、都庁の照明が通常の白からピンク色に徐々に変化するまでの約5分間、山田邦子さんが自ら作詞した「しあわせの青い鳥」を披露した。
同イベントスタッフは「乳がんになった女性はもちろん、支えてあげる男性も大変で、その存在も大切だという話が印象に残った。男性にも興味を持ってもらえたらうれしい」と検診を呼びかける。
ライトアップは19時~23時。今月9日まで。