静電気から髪の心地よさを守ることをテーマに掲げた「静電気オフプロジェクト」を、2026年9月10日(木)に発足します。株式会社ウェザーマップ、貝印株式会社、シャープ株式会社の3社ならびに、Wonjungyo(株式会社Rainmakers)、ケープ(花王株式会社)、THERATIS(株式会社ヴィークレア)、T/ME U(株式会社マンダム)、ディアボーテHIMAWARI(クラシエ株式会社)、ハミング(花王株式会社)、マー&ミー ラッテ(クラシエ株式会社)、La Sana(株式会社ヤマサキ)、LUCIDO-L(株式会社マンダム)の9ブランド(計12の企業・ブランド/9月10日時点)の参画のもと、髪に触れる日常行動と静電気に関する実態調査を行うとともに、これからの静電気が気になる季節、静電気から髪の心地よさを守るための方法について情報発信していきます。


静電気オフプロジェクト公式サイト:https://jp.sharp/beauty/seidenki-off-project/
■静電気オフプロジェクトとは
静電気オフプロジェクトは、毛髪診断士 齊藤あき氏を理事長に迎え「静電気から、髪の心地よさを守る。」をビジョンに掲げる啓発プロジェクトです。
これまで髪のダメージはカラーによるケミカルダメージ、ヘアアイロンによる熱ダメージと捉えられ、静電気による髪の乱れや摩擦ダメージは「冬だから仕方ない」と多くの人に諦められてきました。本プロジェクトはまず、この見過ごされてきた「静電気と摩擦による髪のダメージ」を可視化し、髪のダメージの原因の1つが摩擦だったことを社会に正しく届けていきます。そのうえで、静電気ケアの新たなアプローチとなる「静電気オフ美容」を広く普及させ、誰もが髪の心地よさを取り戻せる新しい美容習慣として定着させることを目指します。
美容、家電、日用品、気象情報などの異なる領域の知見をつなぐことで、髪と静電気に関する情報や対策方法を発信し、季節や生活環境に応じて髪との向き合い方を考えるきっかけを届けます。
■静電気オフプロジェクト立ち上げ背景
髪を整える時、考えごとをしている時、人と会話している時、私たちは日常のさまざまな場面で、無意識に髪へ手を触れる=「無意識ヘアタッチ」を行っています。20代〜50代の男女36名を対象に実験を行ったところ、30分間で平均16.2回※1、1日あたりに換算すると、平均518.4回※2も「無意識へアタッチ」をしていることが明らかに。さらに、帯電技術・静電気制御の専門家である平林純氏(日本画像学会フェロー)の監修のもと検証実験を行ったところ、1日あたりの「無意識ヘアタッチ」による摩擦は「タオルこすり約520往復分(消しゴム約120往復分)」と同等の負荷がかかっていることが判明しました。※3
また、冬の乾燥環境(20℃・湿度30%想定)で髪をクシでとかすと、頭髪全体で約0.65マイクロクーロンの静電気が発生。これは「冬にドアノブで感じる放電(バチッ!)1回分」と同等の電気量であり、髪は数千ボルト級に帯電して毛先が最大45度も反発・広がってしまうことが確認されました。※4
しかし、「無意識ヘアタッチ」による髪へのダメージについてはほとんど知られていません。実際に、20代~50代の男女400名を対象にアンケート調査を行ったところ、「無意識ヘアタッチ」が髪の毛のダメージの原因の一つになることを知らないと回答した方は、7割以上という結果になりました。また、「ヘアケアをしている」と回答した方を対象にその目的についてアンケートを行ったところ、「静電気対策」と回答した方はわずか12%となり、静電気対策の優先度の低さも明らかになりました。※5
こうした実態を受け、「静電気オフプロジェクト」では、「無意識ヘアタッチ」などにより起こる髪の摩擦・静電気ダメージについての情報発信や、髪の毛の静電気対策=「静電気オフ美容」の重要性について発信してまいります。
※1:静電気オフプロジェクト「無意識ヘアタッチに関する実態調査」より。30分間で髪の毛に触った回数をモニタリングし、その平均値の小数点第二位を四捨五入
※2:1日の活動時間を16時間と仮定し、30分あたりの回数を32倍する形で換算
※3:管理された温湿度環境で、髪に触れる力・こする際の摩擦力をフォースゲージ等で実測。摩擦の比較基準は接触幅あたり(接触部の毛1本あたりが受ける強度)。タオルこすりは、ひと掴み程度の毛束をタオルで包んでこする動作の1往復を基準とした。
※4:管理された乾燥環境(20℃・湿度30%相当)で、人毛毛束を樹脂製クシで5回とかした(=ひととおりとかす1回分)際の実測値を頭髪全体に換算(クーロンメータ測定/約0.65マイクロクーロン)。冬にドアノブで感じる放電1回の電気量(0.3〜1マイクロクーロン)の範囲のほぼ中央にあたる。電位(数千ボルト級)は、測定した電荷量と、髪と頭皮の位置関係から求めた静電容量にもとづく計算値。
※5:静電気オフプロジェクト「ヘアケアに関する実態調査」より



【検証実験監修者プロフィール】平林純 日本画像学会フェロー/帯電技術研究者
複写機・プリンタの中核技術である電子写真プロセス--粉体に対する摩擦帯電・静電気制御--の研究開発に長年従事。静電気(摩擦帯電)と物理プロセス制御を専門とし、日本画像学会フェロー。現在は、製造業向け計測分析技術・技術一般のコンサルティングや、広く科学技術に関する著述・実験検証を行う。
■静電気オフプロジェクト理事長 齊藤あき氏コメント
髪に関わる仕事を通じて、秋冬の乾燥する時期には、髪の広がりやまとまりにくさ、静電気などに悩む方の声を多く耳にしてきました。髪のダメージというと、カラーや紫外線、熱などに目が向きがちですが、日常の中で起こる摩擦や静電気も、髪への負担を考えるうえで大切な視点のひとつだと感じています。
そのような中、さまざまな企業が連携し、「静電気オフ美容」という新たな視点から、日常のヘアケアについて発信していくというプロジェクトの趣旨に共感し、理事長として参画させていただくこととなりました。
毛髪の専門家としての知見を活かしながら、参画企業の皆さまとともに、毎日の髪を健やかに、心地よく保つための新しい習慣を広めてまいります。

【プロフィール】齊藤あき 毛髪診断士/パーソナルビューティープロデューサー
一般社団法人 日本美髪協会 代表理事/美肌・美髪サロン「ティナロッサ」代表
肌と髪の専門家。美容業界に約30年携わり、これまで延べ5万人以上の肌や髪の悩みに向き合う。東洋医学と西洋美容を融合させた豊富な知識と経験をもとに、美肌・美髪のスペシャリストとして活動している。テレビ・雑誌・WEBなど多数のメディアで、美容やヘアケアに関する監修・出演を行うほか、企業の商品開発・監修、セミナーなど多方面で活躍。2020年には日本美髪協会を設立し、正しいヘアケアの普及にも取り組んでいる。
■「無意識ヘアタッチ」およびヘアケアに関する調査結果詳細
1.「無意識ヘアタッチ」の回数は1日で500回超!9割以上が「想像より多かった/やや多かった」と驚き
1都3県在住の20~50代男女36名を都内の会場に集め、30分間で何回無意識のうちに髪の毛を触るか実験を行ったところ、平均16.2回※1という結果に。1日あたりに換算すると、平均518.4回※2も無意識へアタッチをしていることが明らかになりました。
また実験終了後、被験者にその回数について伝えたところ94.5%の方が「想像より多かった」「やや多かった」と回答。日常の中で無意識に髪へ触れる行為が、髪に摩擦と物理的な負担を与え続けている「無意識ヘアタッチ」の実態が明らかになりました。


2.7割以上が「無意識へアタッチ」による髪ダメージについて「知らない」と回答
静電気制御の専門家である平林純氏の監修のもと、管理された環境下で検証実験を行ったところ、私たちが無意識に髪に触れる力は実測で約0.5ニュートン(100円玉10枚分・約50g相当)であることが判明。さらに、1日約518回の「無意識ヘアタッチ」による摩擦は、毛1本あたりの強度で見ると「タオルで髪を包んでこする約520往復分」、あるいは「消しゴムでゴシゴシ約120往復こすったのと同等の摩擦負荷」に相当することが明らかになりました。また、乾燥した冬の環境で髪をクシでとかすと、冬にドアノブで「バチッ」とくる1回の放電と同等の静電気(約0.65マイクロクーロン/数千ボルト級)が発生し、毛先が最大45度も反発して広がることが確認されています。※3※4
にもかかわらず、全国の20~50代男女400名を対象にアンケート調査を実施したところ、「無意識に髪の毛を触ることが、髪の毛のダメージの原因の一つとなることを知っていますか」という設問に対して、76.3%の方が「知らない」と回答。※6さらに「髪の毛にダメージを与える原因として思い浮かぶもの」を聞くと、「紫外線」や「熱」についてはそれぞれ58.3%、52.3%と過半数が回答したのに対して、「静電気」についてはわずか18.0%となり、静電気による髪へのダメージの認知度の低さが明らかになりました。
※6:回答率(%)は小数点第2位を四捨五入し、小数点第1位までを表示しているため、合計数値は必ずしも100%とはならない場合があります


3.ヘアケアを行う目的は1 位「ダメージ補修」2 位「乾燥対策」3 位「くせ毛・うねり対策」!「静電気ケア」は7位に
「髪の毛にダメージを与える原因として思い浮かぶものをすべて教えてください」という設問をしたところ、紫外線と回答した
割合が最も多く58.3%、次に熱(ドライヤーやヘアアイロン)の回答が52.3%という結果に。静電気を選択した方は
18%にとどまり、髪の毛へのダメージ原因として静電気を想起する方が少ないことが分かりました。また、「ヘアケアをしている」
と回答した方のみを対象に、「どのような目的でヘアケアを行っているか」アンケートを行ったところ、1 位「ダメージ補修」2 位「乾燥
対策(保湿)」3 位「くせ毛・うねり対策」という結果に。「静電気対策」と回答した方は全体のわずか12%で同率7 位という結果
になり、ヘアケアを行っている人の中でも対策の優先度が低いことが明らかになりました。


調査概要
1.:静電気オフプロジェクト「無意識ヘアタッチに関する実態調査」

2.3.:静電気オフプロジェクト「ヘアケアに関する実態調査」

■静電気オフプロジェクト参画企業 9月10日時点
【参画企業】 株式会社ウェザーマップ、貝印株式会社、シャープ株式会社
【参画ブランド】 Wonjungyo(株式会社Rainmakers)、ケープ(花王株式会社)、THERATIS(株式会社ヴィークレア)、T/ME U(株式会社マンダム)、ディアボーテHIMAWARI(クラシエ株式会社)、ハミング(花王株式会社)、マー&ミー ラッテ(クラシエ株式会社)、La Sana(株式会社ヤマサキ)、LUCIDO-L(株式会社マンダム)
※五十音順

■参画企業・ブランドコメント
株式会社ウェザーマップ
冬の乾燥や気象の変化は、静電気をはじめとする日常のストレスを引き起こす要因のひとつです。天気の変化に寄り添い、日々の快適な暮らしを支えることは、私たちウェザーマップの大切な想いでもあります。本プロジェクトが提唱する『静電気オフ』というアプローチは、冬場の暮らしの質を高める非常に素晴らしい取り組みだと感じております。気象の視点からも情報発信を行い、誰もが心地よく過ごせる快適な冬のライフスタイルの普及を支援してまいります。
貝印株式会社
貝印は長年、日々の暮らしに寄り添う『身だしなみ』の道具を通じて、生活の質を向上させることを目指し、静電気を抑えるヘアブラシなどの開発に取り組んでまいりました。本プロジェクトが提唱する『静電気オフ美容』という考え方に深く共感し、毎日のブラッシングから静電気による見えないストレスをなくし、健やかな髪を保つための習慣づくりに貢献してまいります。
シャープ株式会社
髪を乾かす時間は、ブラッシングや手ぐしによる摩擦が繰り返され、特に乾燥した環境では、静電気による広がりやまとまりにくさが発生しやすくなります。これは、毎日のヘアケアにおける大きな負担の一つです。シャープは、この「髪と静電気」の関係に着目し、課題解決に向けた技術開発に取り組んできました。当社独自の「プラズマクラスター技術」は、プラスとマイナスのイオンで静電気を抑制し、髪をいたわりながら整えます。髪の扱いやすさに配慮し、毎日のヘアドライを、髪をいたわり整える心地よいケアの時間へと変えることを目指しています。本プロジェクトを通じて、参加企業の皆さまとともに「髪と静電気」への理解を深め、「静電気オフ」という新しいヘアケア習慣を広げてまいります。
Wonjungyo(株式会社Rainmakers)
Wonjungyoでは『メイクの仕上がりを100%引き出すには、顔を囲むヘアの完成度が不可欠』と考えております。どれだけメイクにこだわっても、乾燥や摩擦で起こる髪の静電気やパサつきは、メイク本来のツヤや魅力を霞ませてしまう要因となります。静電気を抑えてプロのようなツヤ髪を叶え、誰もがメイクの美しさを最大限に発揮できる環境を目指す本プロジェクトの志に深く共感し、参画いたしました。静電気を整えるケアを『メイクを引き立てる新しいプロセス』として広め、皆さまの美しさを全力で応援してまいります。
ケープ(花王株式会社)
髪の広がりやパサつき、絡まりなどを引き起こす静電気は、乾燥する季節に多くの生活者が感じる身近な髪悩みのひとつです。当社では「ケープ for Straight」を通じて、静電気をブロックしながら、さらさらとしたストレートヘアをキープする提案を行ってまいりました。今回の「静電気オフ美容」という新しい視点に深く共感し、本プロジェクトに賛同いたします。本プロジェクトを通じて静電気ケアの大切さを広く発信し、誰もが静電気を気にせず、心地よく自分らしいヘアスタイルを楽しめる毎日に貢献してまいります。
THERATIS(株式会社ヴィークレア)
『THERATIS ion (セラティスイオン)』は、乾燥する季節のパサつきや静電気などの髪悩みに対し、高機能ドライヤーの「ionバランス機能」をヒントにした独自のionバランス処方で、摩擦を軽減しなめらかな髪へ導きます。本プロジェクトを通じて「髪のダメージと摩擦の関係」を広く届け、毎日のヘアケアをより美しく心地よいものにするきっかけを提供してまいります。
T/ME U(株式会社マンダム )
冬の乾燥による髪への静電気ダメージやまとまりの悪さは、多くの方が「仕方ない」と諦めてしまうお悩みです。そのストレスから生活者を解放し、明るい毎日を叶えられる「静電気オフ美容」の想いに深く共感いたしました。T/ME Uは、お風呂あがりの「濡れた髪の状態」に着目した処方設計で、髪内部のうるおいを守る“濡れ髪美容”を通じて、静電気に負けないサラサラでまとまりのある美髪へと導き、本プロジェクトに貢献できれば幸いです。
ディアボーテHIMAWARI(クラシエ株式会社)
髪のうねり・くせ・パサつきなどの「髪のゆがみ」は、日々の手ぐしやスタイリングによる摩擦や引っ張りなど、日常の何気ない行動によっても引き起こされます。ディアボーテは、こうした髪がゆがみやすい瞬間に着目し、一人ひとりの髪悩みに寄り添う商品を提供してまいりました。髪への摩擦ダメージや静電気の影響を軽減し、美しい髪を育むことを目指す、本プロジェクトの考え方に深く共感しています。髪にまつわるさまざまな悩みに寄り添いながら、より多くの方が自分らしく前向きに毎日を過ごせるよう、皆さまとともに「静電気オフ」の啓発に取り組んでまいります。
ハミング(花王株式会社)
「静電気」は、衣類のまとわりつきやパチパチとした不快感など、冬の暮らしのさまざまな場面に潜んでいます。ハミングは、毎日の衣類ケアを通じて、衣類を心地よく身につけていただくことを大切にしてきました。今回のプロジェクトを通じて、衣類だけでなく髪にも静電気による負担があることを多くの方に知っていただき、「静電気は冬だから仕方ない」という意識を変えていければと思っています。業界やカテゴリーの垣根を越え、「静電気オフ」が冬の新しい生活習慣として広がっていくことを期待しています。
マー&ミー ラッテ(クラシエ株式会社)
乾燥する季節に起こる静電気や髪の広がり、日常生活の中で生じる摩擦ダメージは、家族のヘアケアにおいても見過ごせない課題です。マー&ミーは、親子それぞれの髪や肌のことを考えた商品を通じて、毎日の暮らしに寄り添ってまいりました。
日々の暮らしに寄り添うブランドとして、髪への負担につながる日常の何気ない行動に着目する本プロジェクトの視点に親和性を感じています。親子で過ごす毎日のヘアケア時間がより心地よいものとなるよう、本プロジェクトとともに「静電気オフ」の輪を広げてまいります。
La Sana(株式会社ヤマサキ)
髪のダメージというと、カラーや熱ダメージに目が向きがちですが、日常の摩擦や静電気も見過ごせない要因の一つです。
当社では、このプロジェクトの意義は商品を知っていただくこと以上に、生活者の皆さまに正しい知識を届けることにあると考えています。業界の垣根を越えて協力しながら、「静電気オフ美容」という新しい習慣づくりに取り組んでまいります。
LUCIDO-L(株式会社マンダム)
今回着目された『静電気による見えないダメージ』は、「素髪を美しく見せたい」と願う生活者が持つお悩みの一つだと考えました。ルシードエルは、アルガンオイルなどの保湿処方を採用したアルガンリッチオイルシリーズをはじめとするヘアケア製品を通じ、髪をしっとりとまとめ、扱いやすさを支えるケアをご提案しています。生活者が気づかぬうちに抱える髪の乱れや静電気の悩みに対し、ルシードエルがお役に立てると嬉しいです。
■静電気オフプロジェクト今後の活動予定
静電気オフプロジェクトは今後、静電気オフプロジェクト公式Xでの様々な情報発信や、施設・団体とコラボレーションをし「静電気オフ美容」グッズのサンプリングなどを開催予定です。
今後の取り組みの詳細については別途発信予定のプレスリリースをご参照ください。
静電気オフプロジェクト公式X:https://x.com/seidenki_off