「100年のスピーカーの歴史」に聞こえにくさの解消という新しい視点を提示し、特許技術「曲面サウンド」をもってサウンド領域に新たな価値と可能性を提供する株式会社サウンドファン(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:山地浩、以下:サウンドファン、以下「当社」)は、「夏の生活で気になる音」に関する意識調査を、全国の20代~60代以上の男女637名に対して実施し、その結果を発表いたします。

◆調査概要
・調査名:「夏の生活で気になる音」に関する意識調査
・調査期間:2025年6月26日~7月3日
・アンケート対象者:20歳以上の男女(全国)
・有効回答:637名
・回答者の分布(下図)


・調査手法:インターネットリサーチ
(式会社プラスアルファ・コンサルティング提供テキストマイニングツール『見える化エンジン』使用)
・調査元:株式会社サウンドファン調べ
◆「夏の生活で気になる音」に関する意識調査サマリー
・ 全体で最も多い“夏の音ストレス”は「外の騒音」(27.4%)
・ 「虫の鳴き声」に敏感なのは20代、60代以上では大きく減少し割合は20代の半分
・ 「家電の動作音」は全世代で一定の困りごとであるが、男性より女性の方が多い傾向
・ 全体で「困っていない」人は16.0%。特に60代男性で割合が高い
・ 暑さによる外出頻度の変化は若年層で顕著
・ 外出しない代わりにテレビ視聴時間の長くなるのは年齢が上がると共に割合が増加
◆“聞こえる音”が世代で違う。セミ、家電、外の騒音…夏の“音”にまつわる世代の感じ方の違いが明らかに
「Q. 夏の生活の中で、音のお困りはありますか?」とお聞きしたところ、最も多かったのは「外の騒音」、続いて「家電の動作音」「虫の鳴き声」が挙げられました。

年代別に傾向をみていくと、世代によって音の感じ方が異なる傾向がありました。

「虫の鳴き声」に対して「うるさい」と感じる割合は、30~50代で25%前後。一方で、60代以上になるとその割合は下がり15%弱にとどまりました。これは、加齢によって高音が聞こえにくくなる傾向が影響していると考えられます。実際に「うるさい」との声が多かった「セミの鳴き声」はやや高音域であるため、年齢が上がるにつれて不快に感じる人が減る傾向があると推察されます。
「セミがベランダなどにやってきてしばらく鳴き続けるため、うるさすぎてテレビなどの音が聞こえなくなる」(40代女性・関東)
「カエルやセミがうるさい」(40代男性・中部)

「外の騒音(車・工事・人の声など)」を気にする人は全体の27.6%ですが、50代以上の男性になると34%以上となり、3人に1人が回答していました。「窓を開ける機会がある」「在宅時間が長い」が要因と考えられます。
「朝、窓を開けると、隣の部屋の話し声(高齢者の夫婦なので、耳が聞こえにくいようで、とても声が大きい)が丸聞こえで、テレビの音が聞こえなくなることがあります。」(50代男性・関東)
「夏休みで終日、道路族の遊び声が煩わしい」(60代男性・九州)
「家電音(エアコンや扇風機など)」は、全体の25.1%(160名)と、夏の“音ストレス”として多くの人が挙げた項目です。特に女性では26.5%と、男性より4.5ポイント高い傾向が見られました。
▼男女別ランキング

「冷房をつけるとテレビの音量を高くしないと聞きにくくなります」(60代以上女性・関東)
「サーキュレーターの音がうるさいので人がいる部屋では使えない(部屋干し用)」(50代女性・関東)
「冷蔵庫の稼働音が大きくてテレビの音が聞こえづらい」(40代女性・九州)
「困っていることはない」と答えた人は全体の16%でしたが、60代以上男性ではその割合が多く、約28%と高い結果となりました。
「ベビー、小中学生の声はとても聞きたいです」(60代以上男性・九州)
◆若年層は“外出控える”、高齢層は“テレビ視聴時間増”
「Q. 暑いと外出は減りますか?」という問いでは、全体の約75%が「はい」と回答しました。「Q. その結果としてテレビを見る時間が増えますか?」という問いに対して、「テレビを見る時間も増える」と答えた人は、年齢が上がるにつれて概ね増える傾向が見られ、60代以上では25%強となりました。一方で、「Q. 暑いと外出は減りますか?」に対して「いいえ」と回答された方も、年齢が上がるにつれて概ね増加する傾向も見えました。
暑さにより外出が減る傾向は、年齢が下がるとともに増加し、40代以下は半数以上となり、若年層の方が暑さによる外出頻度に変化が見えました。
◆夏の“生活音ストレス”に、やさしく寄り添う「ミライスピーカー」
夏の生活は、窓を開ける機会の増加や、エアコン・扇風機の稼働、虫の鳴き声など、日常の「音」によるストレスを感じやすくなる季節でもあります。とくにテレビ視聴時、「外の騒音でセリフが聞き取りにくい」「家族に合わせた音量だと自分にはうるさい」といった声も少なくありません。
ミライスピーカーは、大きな音を出さずに“言葉”だけをくっきり届ける特許技術「曲面サウンド」により、こうした夏特有の“聞こえづらさ”や“音のストレス”をやわらげる製品です。テレビの横に置くだけで使える手軽さも好評で、自分用にはもちろん、ご両親や祖父母へのギフトとしても選ばれています。
シリーズ累計販売台数は40万台を突破(2025年6月末時点)。「ミライスピーカー・ミニ」は、家電量販店やECサイトの実売データを集計した「BCNランキング」のスピーカー部門で、2024年 年間機種別販売金額No.1を獲得(※1)。“聞こえのやさしさ”を、もっと多くのご家庭に--。この夏、テレビの音量を抑えて、リビングの快適さを見直してみませんか。
*ミライスピーカーの「聞こえ」には個人差があります。
※1「ミライスピーカー・ミニ」が、全国の家電量販店やECサイトから収集した実売データランキング「BCNランキング」のスピーカ部門にて、2024年1月~12月機種別販売金額の年間No.1を獲得
『サウンドドリブン人間活性業』をミッションに掲げ、より多く方々の聞こえを改善し明るく前向きに
当社は、「100年のスピーカーの歴史」に聞こえにくさの解消という新しい視点を提示し、特許技術「曲面サウンド」をもって、サウンド領域に新たな価値と可能性を提供する日本発のハードウェアベンチャーです。最も大切にしているのは、お客様への寄り添い。お客様の声に耳を傾けやすいD2Cモデルを中心に展開し、大手音響メーカー出身のベテラン技術者が中心となり、暮らしに潜む“聞こえ“の課題解決に寄与する製品の開発に挑んでいます。
今後も、より多くの「聞こえ」にお困りの方々とそのご家族に、ミライスピーカーによる「聞こえ」の改善を提供し、明るく前向きに生活を送れるような事業を展開してまいります。
*「聞こえ」には個人差があります。
◆「ミライスピーカー」製品ラインナップ

ミライスピーカー・ミニテレビの音量上げずに、言葉がくっきりコンパクトモデル
【型式】コンパクト型アンプ内臓曲面サウンドスピーカー
【スピーカー形式】新開発ハイブリッド方式曲面振動板スピーカーユニット(特許取得済)
【周波数特性】180Hz~20kHz(総合特性)*参考値
【アンプ出力】15W(MAX専用設計デジタルアンプ駆動)
【入力/入力感度】3.5mmステレオミニジャック
【使用環境】温度-10℃~40℃多湿環境での使用は避けてください。
【サイズ】W90mmxH154mmxD200mm
【重量】約0.6kg(電源アダプター約100g別)
【電源】付属品 電源アダプター使用(DC IN 12V 1.5A)
【付属品】電源アダプター×1音声ケーブル(2m)×1(両端3.5mmステレオミニプラグ) 取扱説明書類 ×1 別紙「ミライスピーカーをより快適にご使用いただくために」×1

ミライスピーカー・ステレオテレビの言葉くっきり、はそのままで
ドラマや映画が臨場感をもって楽しめる
【型式】コンパクト型アンプ内臓曲面サウンドスピーカー(ステレオアンプ内蔵)
【スピーカー形式】新開発ハイブリッド方式曲面振動板スピーカーユニット(特許取得済)
【周波数特性】150Hz~20kHz(総合特性)*参考値
【アンプ出力】実用最大出力15W×2(ステレオ)
【入力/入力感度】1.光デジタル入力2.3.5mmステレオミニジャック
【使用環境】温度-10℃~40℃多湿環境での使用は避けてください。
【サイズ】W542mmxH87mmxD160mm
【重量】約1.7kg(ACアダプター約120g別)
【電源】付属品ACアダプター使用(DC IN 12V 2A)
【付属品】ACアダプター×1光デジタルケーブル(1.5m)×1 音声ケーブル(1.5m)×1(両端3.5mmステレオミニプラグ) 専用リモコン×1 リモコン用電池単三×2 取扱説明書類×1
各製品や曲面サウンドについて、詳しくは以下サイトでご確認ください。
日本サイト:
https://soundfun.co.jp/
米国サイト:
https://soundfun.net/
・”音”そのものを変換する新技術 「ミライスピーカー(R)」独自の『曲面サウンド』とは
従来のスピーカーの振動板は、円すい形であるのに対して、「ミライスピーカー(R)」の振動板は、平板を湾曲させた形状となっています。この曲面振動板から発せられる曲面サウンドが、広く遠くまでハッキリとした音声を届け、言葉の「聞こえ」にお困りの方をサポートします。
・従来のスピーカーとの“音波”の違い
可視化が難しい音波ですが、ミライスピーカーの特有の音波がなぜ生まれるのか、東京都立大学・大久保准教授の協力により、振動板の動きからシミュレーション解析を行いました。従来のスピーカーとは異なり、高音域において、広範囲にしっかりと音を届ける音場がつくられることが確認されました。今後も、スピーカー100年の歴史を変える『曲面サウンド』の音について研究を続けてまいります。
<会社概要>
会社名:株式会社サウンドファン
https://soundfun.co.jp/
本社:東京都中央区東日本橋2丁目22番1号クロスシー東日本橋ビル8階
設立:2013年10月7日
代表取締役社長:山地 浩
資本金: 50,000,000 円 (資本準備金含む:100,000,000円)
事業内容:テレビ等の音声を聞こえやすい音に変換するテクノロジー「ミライスピーカー(R)」の開発・製造・販売