新宿区は7月7日夜、新宿エリアのライトアップ施設に呼びかけ、「新宿一斉消灯日 七夕ECO Night」として一斉消灯を行った。
同イベントは、新宿区が毎年開催しているライトダウンキャンペーン。今回は新宿東口のステーションスクエアのイベントステージでライトダウンのイベントも初めて開催。
第1部では、新宿エコレンジャーやプロレス団体スマッシュによるECOをテーマにしたショーや床発電システム、自転車発電などによる人力発電体験を開催した。第2部では中山新宿区長も参加し、新宿区出身のタレント、ルー大柴さんをゲストに迎え、七夕ECOLIVEや新宿なんくるエイサーによる演舞を実施。最後はアルタビジョン上でのカウントダウン後、20時に一斉消灯を行った。
同イベント広報担当者は「小雨が降る中、会社帰りのサラリーマンやOLが集まった。夜でも明るかった新宿の街が、あっという間に暗くなった」と話す。
各企業にライトダウンを呼びかけた新宿区環境対策課の清瀬さんは「このライトダウンイベントをきっかけに日ごろいかに多くの照明を使っているかを実感してもらい、日々の省エネルギー行動を実践する動機付けとなれば」と話す。
今回のライトダウンによりCO2の削減量は約7トンを見込む。