東京の家具職人が東京の木材で作った家具展-OZONEで開催

「Safetection Design展」

「Safetection Design展」

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 新宿のリビングデザインセンターOZONE(新宿区西新宿3、TEL 03-5322-6500)で現在、「Safetection Design展」が開催されている。

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 「セーフテクション」とは、セーフティー(安全)とプロテクション(保護)を組み合わせた造語。同展は、家具職人・松岡茂樹さんの作品展。東京・多摩の木材で製作したいす、テーブル、チェストなど約15~20点の家具を並べ、1本の木が家具の材料になるプロセス、ものづくりの現場を紹介する。若手クリエーターを支援するプログラムの一環。

 松岡茂樹さんは1977(昭和52)年、東京生まれの家具職人。親方衆に鍛えられながら家具づくりを学ぶ。独立後、木工家としてさまざまなコンペや展覧会へ出品。2003年、自身を主張する「ものづくり」でなく、使う人に合わせた「ものづくり」を目指し、オーダーを中心に家具のデザイン、設計、製作を手掛けるKOMA(武蔵村山市)を設立。現在、作り手や産業の価値を高めるため活動を続け、安全なものが消費されることで森林の保護や活性化につながる理想的な「ものづくり」サイクルの構築を目指している。

 同館広報担当の木村聡子さんは「地産地消、古材の再利用など、家具を通して循環型の暮らしを見直していただければ」と話す。

 開館時間は10時30分~19時。水曜休館(祝日を除く)。7月7日まで。

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