昨年7月19日にオープンした新宿ピカデリー(新宿区新宿3、TEL 03-5367-1144)は2月28日に入場者数100万人を突破し、シネマコンプレックスとして最速の日本新記録を打ち立てた。
10スクリーン、2,237席の同館は、都心最大規模のシネコン。オープン以来、2月28日までの225日間(7カ月と10日)で総入場数100万5,778人を記録。3万円のプラチナルームは368組(724人)、5,000円のプラチナシートは4,200人が利用した。
興業記録を打ち出した上位3作品は以下の通り。1位=「崖の上のポニョ」(東宝、25週間上映、動員数=8万9,660人、興行収入=1億1,956万3,400円)、2位=「おくりびと」(松竹、現在上映中、2月27日まで24週間の上映で動員数=5万5,828人、興行収入=7,561万7,900円)、3位=「レッドクリフpart I」(東宝東和、11週間上映、動員数=4万5,960人、興行収入は6,489万200円)。
同館支配人の伊地知俊之さんは「こんなに早く100万人を突破できるとは思ってもみなかった。毎日、当館に足を運んでいただいているお客様一人ひとりに心から感謝している。100万人突破は一つの通過点に過ぎない。今後も映画を中心としたビジュアルアートをさらに多くのお客様に楽しんでいただくため、より一層の努力を続けていきたい」と話す。