コニカミノルタプラザ(新宿区新宿3、TEL 03-3225-5001)は現在、特別企画展「宇宙から見たオーロラ展2009」を開催している。
展示内容は、日本人宇宙飛行士の毛利衛さん、野口聡一さん、土井隆雄さんらが撮影したオーロラ写真や、宇宙からとらえた数々の貴重なオーロラ写真のほか、地上から見たオーロラ写真を解説コメントつきで紹介する。昨年に好評を得た、リアルタイムで北米・アラスカ上空に出現しているオーロラが体験できる「Live!オーロラ」、オーロラ発生時に宇宙から届く電波を音に変換した「宇宙の音」コーナー、「宇宙服・宇宙食」の展示コーナーなども設置。
2009年は「世界天文年」。『オーロラ』の名付け親でもある科学者ガリレオ・ガリレイ(伊)が、自作の望遠鏡で初めて宇宙をのぞいてから400年の節目の年。国際連合、ユネスコ、国際天文学連合が、世界中の人々に天文学と宇宙への関心を持ってもらうことを目的とし定めたもの。これを記念し、世界天文年にふさわしいイベントのひとつとして、「世界天文年2009日本委員会」公認の下で同展が開かれている。
1月17日・18日には「オーロラなんでも質問コーナー」を設け、オーロラ研究の第一人者である上出洋介教授が登場する。
「今年はさらに展示内容が充実し、一段とパワーアップしている。通常では見られないオーロラの貴重な写真を多数展示し、オーロラの放つ、神秘的な光の謎に迫る内容も盛り込んだ。オーロラからのメッセージを感じてもらえれば」(同ギャラリー担当者)。
営業時間は10時30分~19時(最終日は15時まで)。今月23日まで。