残り2戦となったF1グランプリで優勝争いをしているボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのF1マシンが10月18日、新宿駅新南口改札そばのスペースに展示される。
先日富士サーキットで行われたばかりのF1日本グランプリでノーポイントに終わった同チームのハミルトン選手(イギリス)と、フェラーリチームのマッサ選手(ブラジル)によるワールドチャンピオン争いが熾烈を極めるなか、同イベントは、今週行われる中国グランプリを盛り上げ、ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスチームを応援する目的で行われるもの。
莫大な資金と人材を注ぎこんで制作されるF1マシンの中でも、空力性能に優れ、トラクション(駆動力を路面に伝える力)が良いとされる同マシンを「間近で見る絶好の機会」(同イベント広報担当者)。
F1グランプリは、チームとドライバーそれぞれが年間チャンピオンを目指して世界中を転戦するものだが、近年はヨーロッパにおける煙草の広告規制やテレビ放映権の拡大戦略などにより、アジアを含めた多地域に興行場所を広げつつあり、年間に行われるグランプリ数も増える傾向にある。シンガポールでは史上初となるナイトレースが行われ、トルコ、バーレーン、中国といった場所でも開催されるようになっている。
展示時間は10時~19時。