エキナカ商業施設「EATo LUMINE(イイトルミネ)(新宿区新宿3、TEL 03-5334-0550)」がJR新宿駅地下1階改札内にオープンして、5月17日で1カ月がたつ。経営はルミネ(渋谷区)。
場所は、西口改札を入ってすぐのエリア。施設内にはベーカリーや総菜・グロッサリー、スイーツ専門店のほか、ランチや仕事帰りにも立ち寄れるイートインショップなど28のショップが出店する。
東京ミルクチーズ工場を展開するシュクレイより、「キャラメル×ナッツ」のブランド「woofie(ウーフィ)」を初出店。「サンドクッキー」(4枚1,080円)は、キャラメルソースをスペインで作られたミルクチョコレートで包み込み、ヘーゼルナッツ入りのクッキーでサンドした。
「果実とバターcanarina(カナリナ)」は、北海道の人気洋菓子店「ルタオ(LeTAO)」を手掛ける株式会社ケイシイシイの新業態。いろとりどりの果実と滑らかなバターの魅力が、味わい・食感・香りで楽しめる」という商品4種をラインアップしている。小麦にクランベリーやラムレーズンなどの果実とバターを合わせ、さっくりと焼き上げた「果実とバターのサブレ」(6枚1,296円)などを扱う。
ルミネ初出店となる「羅家東京豚饅(まん)」は、大阪土産の定番「551蓬莱」創業者の孫が「東京でも出来たてを味わってほしい」と創業者の味を再現した豚まん専門店。豚肉とタマネギの2種類のみを使った「豚饅」は、ふっくらと蒸し上がるよう、職人が一つ一つ手作業で包んでいる。同店には、連日多くの行列ができている。
「イイトルミネ」と「COEDO ビール」がコラボレーションした限定ビール「COEDO Our Time」(399円)は初回入荷分が 4 月中に早期完売するなど、反響を呼んでいる。
同施設は2021 年秋頃からコンセプト検討・リーシングを始め、「忙しくてもおいしいものを食べたい人や、話題の店やはやりのグルメに関心のある人」に向けた、エキナカならではの新しいグルメスポットとしてオープンしたという。
株式会社ルミネ常務取締役ルミネ新宿店長の草薙恵美子氏は「『イイトルミネ』は、様々な場所から集めた 『eat=イート』があること、たくさんの『いいものと=イイモノト』出会えること、食との出会いがひろがる『いいところ=イイトコロ』。そんな3つの魅力が重なる施設が、みんなの今日をちょっといい日にする。そんな未来を見据え、『EATo LUMINE(イイトルミネ)』を考案した」とネーミングのきっかけを話す。
「『EATo でイイトキ、イイトキメキ。』をコンセプトに、気軽に立ち寄ってトレンド感のあるグルメを手に入れることができるタイパ(タイムパフォーマンス)・ウェルパ(ウェルネスパフォーマンス)の高い食体験の提供を目指している」とも。
営業時間は8時~22時。(一部営業時間が異なるショップあり)