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大久保にサブカルバー「一九余一」 開店から2カ月

店主の高安秀徳さん。お気に入りの作品と一緒に。

店主の高安秀徳さん。お気に入りの作品と一緒に。

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 アニメと漫画で仲間を増やせるバー「一九余一(いちきゅうよいち)」(新宿区百人町1)がオープンして、6月29日で2カ月を迎える。

路地に入った1階にある店

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 店主の高安秀徳さんは「大学生の頃から秋葉原にある『アニソンDJバー あるけみすと』に通っていた。卒業後、就職して配属になった神戸でもサブカルバーに通い、自分もいつか起業したいと思うようになった。知り合ったオーナーも未経験で店を開いた方が多く、後押しになった」と開店の経緯を話す。店名は高安さんの身長が191センチ(190余り1)であることに由来する。

 大久保駅南口から徒歩1分、路地を入った1階にある約17平方メートルの同店舗。カウンター席8席の店内には、フィギュア、プラモデル、画集、漫画、小説など、サブカル好きの話題のフックになるアイテムをちりばめる。高安さんは「私とスタッフの2人体制で営業している。7人のスタッフごとに違った方向の趣味があり、さまざまなお客さまの興味に対応している」と話す。来店客の世代も幅広く、「どのガンダムシリーズを見ていたか?」という話題で盛り上がることも。BGMは全てアニソン。「アニソンDJバー 秋葉原あるけみすと」のDJによるミックスで、音楽から話が広がることも多いという。

 テーブルチャージ1,000円で、1時間1ドリンク制(アルコール700円~、ソフトドリンク500円~)。クラフトジン、クラフトビール、クラフトコーラなども幅広くそろえる。

 「サブカルバーの良さは、違うバックグラウンドを持つ人たちが共通の趣味でつながれるところ。『オタク』というシンパシーで誰とでもフランクに話せる一体感が、個人的にも心地いいと思っている。そうした空間を提供していければ」と話す高安さんは、高校生クイズに励んだ経験も。「『ナナマル サンバツ』という高校生クイズをテーマにした漫画もあるので、経験を生かして、店でクイズ大会も開いてみたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は17時~23時30分(土曜・日曜・祝日は15時~)。

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