![スタッフ、キャスト、ロケ地はすべて沖縄の同作品は「沖縄県産品の認定」を受けている](https://images.keizai.biz/shinjuku_keizai/headline/1194597160_photo.jpg)
沖縄映画「琉球カウボーイ、よろしくゴザイマス」の初日舞台あいさつが11月10日、テアトル新宿(新宿区新宿3、TEL 03-3352-1846)で行われる。
同作品は、沖縄文化が色濃く映し出された短編作品3本のオムニバス映画で、スタッフ、キャスト、ロケ地はすべて沖縄。資本・製作スタッフ・興行配給元も沖縄にあることから、沖縄県産品の認定を受けている。
「See Me?」は、「清明祭」(=ピクニックのような沖縄独特のお墓参り)を軸に、コミカルな登場人物たちが繰り広げるファンタジームービーで、監督は1966年那覇市出身の當間早志さん。琉球大学工学部を卒業後、映画監督、TVCM演出、DVDの企画・制作など、映像に関する仕事を続けている。
「Happy☆Pizza」は、宅配ピザ屋のマリオとクレヨン画アーチストのアイリのラブコメディー。監督の福永周平さんは1974年大阪生まれの那覇市育ち。沖縄国際大学を卒業し、FM沖縄のアルバイトを経て沖縄映像センター入社。現在はTVCM演出を中心に手がける。ナレーターとしても活躍中。
「マサーおじいの傘」は、1975年の糸満市を舞台に伝説の空手家と少年の交流を描いた作品で、監督は1965年糸満市出身の大城直也さん。東京の専門学校を卒業後、沖縄県内の広告代理店などを経て那覇市に映像制作会社シュガートレインを共同設立。
当日の登壇者は各作品の監督ほか、出演者の藤木勇人さんや奈須重樹(=通称やちむん)さん、川満聡さんなど。新宿エイサーチームが応援団として駆けつけ、1階ロビーや劇場内でパフォーマンスを行う予定。同イベント開始時間は21時10分からで、上映はレイトショーのみ。