児童出版分野で活躍しているイラストレータグループ「七味展」はコニカミノルタプラザ(新宿区新宿3、TEL 03-3225-5001)で、「え・ほ・ん 35人の[扉]~イソップと昔話~」を開催している。
同グループは、数字の「七」をキーワードに童画家5人に2人のゲストを加えた童画作品展を毎年開催。同展は、同グループの企画展主催7周年と、文科省の定める「教育・文化週間」の登録イベントの一環として行われており、キャラクターも画風も異なる童画家・漫画家が描いた童話原画作品を展示している。出展参加者はおおくぼヒロアキさん、まつもとよしひろさん、武富まさえさん、長谷川京平さんなど35人。
ギャラリーBでは、「イソップ物語」の中から選んだ35話を各作家が1話ずつ描き起こしたオリジナル絵本「イソップワールド35」の原画作品35点を、ギャラリーCでは「once upon a time/むかし、むかし、あるところに」と題し、絵本の原点である「昔話」を題材に描いた原画作品70点を展示。
期間中のスペシャルイベントとして「親子で楽しむ『絵本の読みかたり』」を行っており、読み手としてフリーアナウンサーの久保純子さん、関谷亜矢子さん、作家の西川夏代さん、正岡慧子さん、かさいまりさんが参加。アンケートに答えた来場者先着50人に「イソップワールド35」を毎日プレゼントしている。
同展広報担当者は「原画の持つ迫力・鮮やかさ・繊細さ、絵を描くこと・見ることの楽しさを、少しでも感じてもらえれば」と話している。
開催時間は10時30分~19時(最終日のみ15時まで)。入場無料。11月21日まで。