20~30代を中心とした若者が出会い、交流しながら新宿の魅力に触れることができる「新宿区若者のつどい2019―ココロ、おどる、新宿!―」が11月16日、新宿文化センター(新宿区新宿6)で開催される。
寄席「末廣亭」もあり落語の街としても知られる新宿。イベントで落語を披露する立川談笑さん
地域や行政、企業、団体とのつながりを生み、地域参画への意識を高めることを目的にした屋内フェスで、今年9回目を迎える。テーマには多様性やさまざまな価値観に直接触れることでワクワクしながら街の魅力を知ってもらえたらとの思いを込める。
トークショーには、声優で四谷に自身が代表を務める会社を構える速水奨さん、新宿の海城中高、早稲田大学出身の落語家、立川談笑さんと電撃ネットワークのギュウゾウさんら新宿にゆかりのあるゲストが登壇し、それぞれ吉住健一新宿区長とトークを展開する。
アーティストライブは、早稲田大学出身で「ディアステージ」(大久保)所属の寺嶋由芙さん、新宿二丁目発のゲイアイドル「二丁目の魁カミングアウト」など5組が出演する。
「末廣亭」など寄席のある新宿にちなみ、若者に落語の楽しさを知ってもらえたらと行う「新宿わかもの寄席」では立川談笑さんらが落語を披露する。ほかにアーティスト・ヴィヴィアン佐藤さんと新宿歴史博物館館長・橋口敏男さんによるトークショー「新宿の歴史」も予定する。
前日15日には初の試みとして、タウン誌「JG」企画による前夜祭「ジェイジーナイト」を新宿ロフトプラスワン(歌舞伎町1)で行う。発行元であるH14の赤木一之さんは「現在同文化センター1カ所で行っている当イベントを、サテライト的に新宿のほかの店舗でも行うなど、今後規模を拡大していけたらと考えた。そのきっかけとして今回イベントを盛り上げられるような前夜祭を企画した」と話す。
同誌に連載する吉住区長、サンミュージックの相澤正久社長、ヴィヴィアン佐藤さん、玉袋筋太郎さんらが連載に沿い、新宿について語る予定。17時30分開場。チケットは、前売り=2,000円、当日=2,500円。赤木さんは「新宿に住んでいる人はもちろん、働いている人、遊びにくる人などに向けて、これまで知らなかった新宿の街の良さをたっぷり伝えていけたら」と期待を込める。
開催時間は13時~16時45分(12時30分開場)。入場無料。