三世代で聴くイ・ムジチ合奏団の「四季」-東京オペラシティー

30年以上も日本のクラシックファンから愛されている「イ・ムジチ合奏団」

30年以上も日本のクラシックファンから愛されている「イ・ムジチ合奏団」

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 ソニー音楽芸術振興会(千代田区)は11月3日、東京オペラシティー(新宿区西新宿3、TEL 03-5353-0770)で、「子供たちに贈るスペシャル・コンサート・シリーズ2007」を開催する。同シリーズは小学生から高校生を対象にした音楽会で、今年で4年目となる。

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 今回の内容は、イ・ムジチ合奏団の「四季」。同合奏団はローマのサンタ・チェチーアリ音楽院の卒業生が1952年に結成した音楽家集団で、日本では1960~70年代に大ブレイクし、現在でも多くのクラシックファンに支えられている。同会広報担当者は「同合奏団は、その長い活動歴から、子どもの時には親と、今はわが子と――というように親子三代に渡って親しまれている」と話す。

 今回演奏されるビバルディ作曲の「四季」は、同合奏団のレパートリーの中でも特に有名で、日本では同合奏団の演奏によって同曲を知ったという人も多いという。同会プロデューサーの岩田美紀さんは「数年前に再びイ・ムジチを聴き、30年以上も前の記憶が蘇った。あの時感じた音楽の力を、ぜひ次世代を担う子どもたちに伝えたいし、親世代には当時の感動を思い出してほしい。今回のコンサートは三世代の架け橋になるのでは」と意気込みを見せる。

 開演時間は18時30分。料金は、小学生=2,000円、中学生~高校生=2,500円、一般(小・中学生の保護者・同伴者)=4,000円。

ソニー音楽芸術振興会東京オペラシティー

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