ナイトクラブ「ORIZURU」(新宿区歌舞伎町1、TEL 03-6273-9519)が新宿・歌舞伎町にオープンして約1カ月がたった。運営はオリヅルエンターテインメント(新宿区)。
「東京の夜を面白く」をコンセプトに、クラビングのプレ・アフターパーティーに特に力を入れることで、ナイトライフの充実と活性化を目指す。新宿に出店したきっかけについて代表の筒井亮さんは「東京でクラブといえば、六本木や西麻布、渋谷周辺に集まっていて、歌舞伎町にクラブのイメージはあまりない。しかし多くの外国人から見ると、東京の夜、ネオンのイメージといえば歌舞伎町であることや、新宿の宿泊者数が日本でも非常に多く、宿泊施設からのアクセスも便利なことから、新しいナイトライフの提案として適している場所だと思った」と話す。
フロアの収容人数は100~150人でバーカウンターや、DJブースなどを有する。「クラブといえば防音設備などの関係から地下にあることが多く、暗いなど文字通りアンダーグラウンドなイメージが強いが、ビルの5階にあるのも当施設の特徴。空中階にはデザイナーの秋葉達雄さんが手掛ける『折り鶴』をモチーフにしたハイグレードなデザイン空間を展開する。秋葉さんは飲食店や企業の内装から、海外セレブの別荘や船舶のデザインまで手掛けている経験豊富なクリエーターで、大人が楽しめるゴージャスで文化的なスペースを皆さんに楽しんでもらえたら」と筒井さん。
「オープン以降、来場いただいた多くの方に、音響や空間デザインにより生み出される演出のクオリティーが高いと、好評いただいている。新たなナイトエンターテインメントスペースとして期待してくださる声も多く、より多くの人に当施設を体感してもらえたら」と呼び掛ける。
営業時間は21時~翌5時(金曜・土曜は21時~翌5時・6時~10時)。日曜定休。入場料は時間帯、イベントに準ずる。