古楽器の演奏会を企画している木の器事務局(中野区)は11月7日、日本福音ルーテル東京教会(新宿区大久保1、TEL 03-3209-5702)で、「フランス音楽の彩(いろ)を楽しむ」と題するコンサートを開催する。
同社は昨年から17~18世紀初頭のフランス音楽を楽しむ、同名のコンサートシリーズを行ってきたが、今回はオランダからソプラノ歌手のエリザベス・ドビンさんを迎え、M-A.シャルパンティエ、A.カンプラ、M.ランベールの声楽曲を中心に、当時使用されていた楽器の忠実なコピー(古楽器)を使用して演奏する。
他の出演は菅きよみさん(フラウト・トラヴェルソ)、宇治川朝政さん(リコーダー)、武澤秀平さん(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、福間彩さん(チェンバロ)。福間さんは「都会の喧騒を離れて、色彩感溢れるフランス音楽を、教会の豊かな響きの中でゆったり楽しんでほしい」と話す。
開催時間は19時。料金は前売り券=3000円、当日券=3500円、高校生以下=500円(要学生証提示)。