歌舞伎町周辺で4月20日、新宿を舞台としたサーキットフェス「CONNECT歌舞伎町MUSIC FESTIVAL 2019」が開催される。
主催は、歌舞伎町内のライブハウスの代表者が立ち上げたコネクト歌舞伎町実行委員会と、歌舞伎町商店街振興組合。2014年にスタート以来、ベテランからニューカマーまで幅広く多彩なジャンルのパフォーマンスが集結する新宿最大級の音楽フェスティバルで、今回4回目を迎える。
昨年は「新宿LOFT」や「新宿アシベホール」など10店のライブハウスと、老舗ホストクラブ「愛本店」を会場に、総勢121組のアーティストが参加した。委員長の柴本新悟さんは「実は歌舞伎町にはたくさんライブハウスがあり、全国に名の通っているような店も点在する。一緒に協力して音楽イベントができれば、歌舞伎町の街おこしにも、参加していただく店舗にも新たなコネクションやチャンスを創出できるのではと考えた」と開催のきっかけを振り返る。
同イベントに4回連続出演を果たす石野卓球さんら第1弾出演アーティストも発表した。担当者は「ほかに、2003年にメジャーデビューし多数の熱狂的なファンからの支持を受け、現代のビジュアル系シーンを牽引する存在となったバンド『MUCC』や、ロックとディスコグルーブを融合させたサウンドと、アグレッシブなライブアクトで音楽ファンを魅了し続ける『HAVE a Nice Day!』、美しいバンドアンサンブルと現代の空気感を反映したサウンドメイキングが高い評価を受けている新世代ロックの雄『LOSTAGE』など23組。今後も追加出演アーティストを多数発表していく予定」と話す。
柴本さんは「回を重ねることによって、少しずつだが新宿歌舞伎町発の音楽フェスだということを知っていただけるようになったと感じる。さまざまな方から『新宿らしいラインアップだね』と言われることが多く、ほかでは見られないフェスに近づいてきているのでは。歌舞伎町がフェス会場になる非日常と、音楽まみれになる一日を体験してもらえたら」と呼び掛ける。
開催時間は13時~22時(12時開場)を予定。チケット料金は、前売り=4,800円、当日=5,500円。