マイクロソフト(渋谷区代々木 2-2-1、TEL 03-4332-5300)は9月14日、新宿マインズタワーで今秋発売予定のハードウエア新製品プレスプレビューを行った。
200平方メートルほどの会場は講演を行う部分と製品の陳列部分に分かれ、各関係者が製品の説明を受けながら新製品を手に取り興味深く観察していた。
同社からケリー・キムラさん、ロバート・ヒッキーさん、エレイン・アンセルさんのハードウェアグループマネージャーが来場し、質疑応答を含むレクチャーを担当。周辺機器の操作感が遊びやすさと直結することから、オンラインゲームやPCゲーム関係者などは、マウスの機能などについて詳しく聞き入っていた。
今回発表された注目製品は
・Microsoft Wireless Entertainment Desktop 8000 (薄型キーボード)
・Microsoft Sidewinder (ゲーム用マウス)
・Microsoft Wireless Notebook Laser Mouse 7000 (レーザーマウス)
・Microsoft Mobile Memory Mouse 8000 (極小マウス)
・Microsoft LifeCam VX-7000 (webカメラ)
の5種で、高機能・多機能化したインターフェイスとエルゴミクス(人間工学)に基づいたデザインが特徴。
なかでもバックライト付きワイヤレス薄型キーボード(Desktop 8000)は、半径約10メートルの受信感度を持つ2.4GHz Bluetoothを搭載し、さらにマウス機能の一体化によって、パソコンから離れた場所での操作が向上。デザインでは「驚異的な」(同社)薄さを実現している。同製品の周りには関係者が列をなしていた。
マイクロソフトの今後についてケリー・キムラさんは「さらにソフトウエアとハードウエアの統合に力を入れていく」と話し、使いやすさと高機能の融和という方向性を示した。