「東急ハンズ 新宿店」(渋谷区千駄ヶ谷5、TEL 03-5361-3111)で現在、「文具祭り」を開催している。
今年3回目となる同イベントは、毎年同時期に発表される「文房具屋さん大賞」に合わせ開催されるもの。2013年にスタートした同賞は、人気の文房具店10社の売場店員が審査員を務め、デザインや機能、アイデアなどを審査し、選ぶもの。公式本「文房具屋さん大賞2018」が扶桑社より刊行されている。
広報担当の平岡幸大さんは「毎年ファンの多い雑誌で、誌面の商品を見た人が当店でも買えるように企画したイベント」と言い、「文房具自体がトレンドになり、新商品が出るタイミングと重なって、学生だけでなく社会人の方などにも多く足を運んでいただいている」と話す。
2月28日までは同店限定企画として「街の気になる文房具屋さん」特集も開催した。2階イベントスペースには「御朱印帳専門店しるべ」(島根県)や「鎌倉・文具と雑貨の店コトリ」や「36 Sublo」(武蔵野市)など9店が集結し、その店ならではの文具を並べた。
担当者は「イベントのネタをいろいろと中央線沿線などで調べている中で『個性的な文房具店が多い』という印象を持った。SNSでは地方にある店もさまざまな情報を発信していて、文房具ファンに向け、何かオリジナルな表現を店頭でできればと考えた」と振り返る。
「過去、レトロ文具などの商品を一挙に集めて展開したことは同グループの他店でもあったと思うが、店自体を集めて展開したのは当店が初めてだったのでは。協力いただいた店のファンの方も多く来店してくださり好評だった」とも。
3月16日には、マルマンのミニサイズバインダー購入者に、好きな種類のルーズリーフが入れ放題になるイベント、同17日にはデザイナー宇田川一美さんを招いて、ダイアリーなど手書き文字、イラストの描き方を学ぶ「ハロー!デコくらぶ手書き文字・イラスト講座」なども予定する。
「キャラクターとコラボした限定文具も扱うほか、当社のロゴである『手』をモチーフにした、即日提供の名入れサービスにも期間限定デザインが登場する。好みの文房具を見つけてもらえたら」と来店を呼び掛ける。
営業時間は10時~21時。4月1日まで。