イータレントバンク(新宿区新宿5、TEL 03-5362-0790)はこのほど、月刊誌「STUDIO VOICE」を出版、販売する「INFASパブリケーションズ」(港区)と業務提携を行い、日本のクリエーターをサポートするSNS「STUDIO VOICE ONLINE」を開始する。
同サイトでは、オープン型SNSを軸に、有名・無名を問わずすべてのクリエーターのために、さまざまな活動を支援していく予定。イータレントバンク広報担当頼母木俊輔さんは「会員には自分の作品やニュースを発表出来るSNSを提供し、一般のサイト閲覧者には広告、出版、映像、建築など各業界の最新カルチャー情報などを折り混ぜた情報コミュニティーサイトとして役立ててもらう」という。
同サイトでは定期的にリアルイベントも実施。頼母木さんは「DJフロアを設置し、ライトでリラクシングな場を提供したり、企画に賛同いただいたトップクリエーターたちによる対談などを行うことで、次の時代をつくるきっかけの場にしていきたい」と話す。
賛同クリエーターは、建築家の黒川紀章さんをはじめ、グエナエル・ニコラさん(インテリアデザイナー)、秋田道夫さん(プロダクトデザイナー)、佐藤可士和さん(アートディレクター)、ムラタ有子さん(画家)、松江哲明さん(映画監督)、伊藤千枝さん(ダンサー)、坂井直樹さん(コンセプター)、稲葉敦志さん(ゲームクリエイター)など。
同サイトの運営について、「新たなビジネス展開であり、高付加価値を持つ可能性を有したサービスとして位置付けることが出来る。初年度1万人の有料会員獲得を見込む予定」(頼母木さん)と意気込みを見せる。
同サイトは2007年12月ごろの正式オープンを予定。