新宿高島屋(渋谷区千駄ヶ谷5、TEL 03-5611-1111)11階特設会場で1月25日から、バレンタインデーに合わせたショコラの祭典「アムール・デュ・ショコラ」が開催される。
年々多様化するバレンタインに向けて、今年は2000年に30歳でM.O.F.(フランス国家最優秀職人)を受賞したフランスのショコラティエが手掛ける店「パトリック・ロジェ」や、同じくパリに店を構える「ジャック・ジュナン」をはじめとする世界100以上のブランドをそろえる。
担当の山川真由美さんは「ここ数年、トップレベルのパティシエのスペシャリテを味わいたいなど、女性を中心に「自分買い」への需要が高まっている。この時期限定の味など、本物志向のお客さまにも楽しんでもらえるようなショコラを提供できたら」と話す。
日本初、高島屋初となるショコラティエール(女性のショコラティエ)もピックアップした。ベルギーのブリュッセルにある「ミナ・ハンドメイドチョコレート」は限定の詰め合わせを用意。来日したショコラティエールのミナさんはギリシャ生まれで、「オリーブやドライイチジク、ナッツなど自分に身近な郷土の素材にこだわってトリュフなどを作っている」と話す。
ほかにスライスして食べる、ココアバターのみのガナッシュショコラバーが人気の「ラ・ショコラティエール・ドゥ・マルセイユ」(フランス)、ファッションモデルから料理人を経てショコラティエールになった女性が手掛ける「アスナ」などが並ぶ。
女性5人のボーカルグループ「Little Glee Monster(リトル・グリー・モンスター)」とも初コラボ。新たに制作されたキャンペーンソング「Gift」が会場内に流れるほか、「リトグリカフェ」も期間限定でオープン。フォンダンショコラにメンバーが監修したアイスとソースをトッピングした5種類のコラボスイーツを用意する。コラボレートショコラも販売の予定。
山川さんは「若い世代に圧倒的な人気のあるアーティストとコラボすることで、普段百貨店にあまり来る機会がない10代、20代の方にも足を運んでもらえるきっかけがつくれたら。ブランド数も過去最高、温かみのあるショコラティエールの新たな味わいなど、あらゆる世代に楽しんでいただけたら」と来場を呼び掛ける。
営業時間は10時~20時(金曜・土曜は20時30分まで、最終日は18時まで)。2月14日まで。