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新宿に「ビール工房」 店内で自家醸造したクラフトビールと肉料理提供

「ビール工房 新宿」で提供する自家醸造のビールと自家製の肉料理(イメージ)

「ビール工房 新宿」で提供する自家醸造のビールと自家製の肉料理(イメージ)

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 新宿の西口エリアに11月7日、ブリューパブ「ビール工房 新宿」がオープンした。席数は27席。

「ビール工房 新宿」店内の様子

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 ブリューパブとはブルワリー(醸造所)が併設された酒場のことで、店内で自家醸造したクラフトビールを提供する。運営は麦酒(ビール)企画(杉並区)で、2010年高円寺に1号店をオープン以来、阿佐ヶ谷、荻窪、中野、西荻窪に店を展開してきた。新宿店は2016年に出店した高田馬場店と所沢店に続き8店目。

 「街のビール屋さん」がコンセプトと話す代表の能村夏丘さんは「焼きたてのパンを売る街のパン屋さんのように、出来たてのフレッシュなビールが毎日気軽に飲めるような場所を作りたいと始めた。中央線沿線の近い場所に出店を続けてきたが、街のビール屋がその街で造ったビールを地元の人たちに楽しんでもらう地域密着型で、それぞれの地元に根付いてきているのでは」と振り返る。

 11月29日に醸造免許が交付になるまでの間、高田馬場店で醸造したビールを提供してきた。今後、新宿の地ビールのラインアップも発表する予定。「自分が住んでいてなじみのある高円寺から始めた中央線企業として、新宿はいつか出店したいと憧れていた街。麦の甘い香りや香ばしさ、ホップのフルーティーではじける香りを味わえるのは、一切酵母をろ過せず提供する手作りならでは」と能村さん。

 「クラフトビール&ミート」をテーマにし、同店限定の肉料理もそろえる。メニューは「自家製ソーセージ」(980円)、「自家製ベーコンステーキ」(780円)など。ランチメニューはグリルサンドのほか、スモークチキンやカモのパストラミなど5種類の肉を使った「肉丼」も提供する。「ビールと相性も良い肉料理。自家製同士だからこそ味わえるペアリングを楽しんでもらえたら」とも。

 自家製ビールはテークアウトも可能。「別売りしているマイボトルかマイだるに量り売りして詰めているので、自宅で楽しんでいただいても。地域に根差しつつ、新宿を旗艦店として『出来たてこそおいしいビール』の魅力を広く伝えていけたら」と意気込みを見せる。

 開店時間は11時30分~14時30分、17時~22時30分。日曜・祝日定休。

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