「赤穂の天塩」などを販売する「天塩」(新宿区百人町)で8月6日、「塩むすび天塩夏祭り」が開催され、抽選で選ばれた親子20組が参加した。
NPO法人「NPO日本食育インストラクター協会」の増子さんが、手洗いの大切さや箸の持ち方、食べ物の大切さをレクチャーする食育勉強会が終わった後、豚肉を塩窯焼きにするデモンストレーション、塩むすびの実習、デモで作った料理とおむすびの試食が行われた。
おむすび作りに使った米は北海道沼田町の「雪中米~ななつぼし~」で、同町農業商工課の横山さんと吉田さんが沼田町のPRも行った。
試食が終わると、南米ペルーの郷土菓子が発祥といわれる「フラワーゼリー」作りが行われ、天塩の塩を使ったベースゼリーに注射器を使って色の付いたゼリー液を流し込むなど、特殊な技法で行った。
同社の浮田和彦社長は「4月6日は『塩むすびの日』と制定しているが、この日は始業式などが重なり、親子ともども忙しい時期になるので、6が付く日には親子で参加しやすいイベントや美容や健康などにこだわる女性たちを対象にした塩せんっけん作りや手作り豆腐造りなどのイベントを今後も行っていきたい」と話す。