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新宿高島屋に発酵食品専門カフェ ディッシュデリ中心の洋風スタイルで

新宿高島屋にオープンした「コウジアンドコー」のメニュー例。ケーキのような見た目のディッシュデリが中心

新宿高島屋にオープンした「コウジアンドコー」のメニュー例。ケーキのような見た目のディッシュデリが中心

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 新宿高島屋(渋谷区千駄ヶ谷5、TEL 03-5361-1111)8階に11月16日、発酵食品専門カフェ「Kouji&Ko(コウジアンドコー)」がオープンした。

「コウジアンドコー」の店頭。イートインスペースの他、物販販売スペースも

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 運営は2015年に高島屋と貝印が設立した合併会社「フードアンドパートナーズ」(中央区)。世界的にも注目されている「発酵」を日本の伝統的な文化と捉えつつ、従来の発酵食品からイメージされる「和食」とは違うスタイルを目指し、洋風のデリカテッセンを中心にしたメニューをカフェテリアで提供する。内装やロゴ、スタッフの制服などはデザイナーのタナカサトルさんが担当した。店舗面積は約25坪で、席数は43席。

 メニューは発酵学者・小泉武夫さんによるアドバイスの下、「リストランテ・ヒロ チェントロ」「アルケッチャーノ」でシェフを務めた大島今日さんが開発。メインとなる「ディッシュデリ」は、小舟のようなタルトに総菜を載せたもので、「塩麹(こうじ)マリネのエビと野菜」(594円)、「イカ墨リゾットたまり味噌(みそ)の香り」(486円)などがある。ほかにグリーンサラダをベースにしたカスタムグリーンサラダ(S=972円、M=1,188円)は、在来種の野菜9種類(現在は飛騨長ニンジンや加賀レンコンなど)から3種類と、発酵ドレッシング、トッピングが自由に選べる。ドレッシングは、紅塩麹を使ったものや黒酢と黒ごま、ヨーグルトと甘酒などオリジナル6種類を用意している。

 広報の山川さんは「『これだけスタイリッシュに、洋風の発酵食品メニューがここまでそろっているのは他にはないかも』と小泉さんにも言っていただいた。婦人服売り場に明るいカフェができ、初日から女性のお客さまに来店していただいている。当フロアは今後、『ウェルビーイングライフ』をコンセプトに、健康的なライフスタイルを提案していく予定。その第1弾となる当店で、目で見ても楽しい新しい発酵食品メニューを楽しんでもらえたら」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は10時~20時(金曜・土曜は20時30分まで)。

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