新宿アルタ(新宿区新宿3)7階のスタジオアルタ跡に11月3日、「アルタシアター」(TEL 03-3350-5634)がオープンした。運営は三越伊勢丹プロパティ・デザイン(新宿区)。
10代後半から20代前半に向けてファッションなどを中心に展開してきたアルタは、同シアターを幅広い世代に向けたジャパニーズポップカルチャーの発信基地と位置付ける。柱となるテーマは、「音楽」「映像」「サブカルチャー」の3つ。
会場には、日本初となる180度U字型スクリーンと、3D映像や2Dプロジェクションマッピングに対応した高解像度プロジェクター11台を装備。ステージは可動式で、170人が着席できるシアターモードから、220人をスタンディングで収容できるライブモードまで対応する。U字型スクリーンでは、前方中央のセンター席でリアルな映像を体感したり、後方のリア席で180度スクリーン全体のスケール感じたりと、見る位置によってさまざまな楽しみ方ができるという。
日中の「シアタータイム」には3Dシアターとして、大型スクリーンを活用しメジャーアーティストのミュージックビデオや、音楽とパフォーマンスを融合した3D映像などを上映する。現在は、第1弾アーティストとして「avex trax」の男女混成5人組「lol(エルオーエル)」のアルタシアター限定3D映像を上映中。
夜の「ミュージックカフェ&バータイム」は、新宿に集まる音楽好きのコミュニケーションスポットとして、自然をテーマにしたプロジェクションマッピングを投射、月替わりのテーマによるミュージックビデオを鑑賞しながら、飲食が楽しめるようにする。11月はダンス系楽曲とメジャーアーティストを特集。
「ダンスパフォーマンスや特殊効果映像は、すぐ目の前まで飛び出してくるように感じられる。通常のスクリーン型の3Dでは体感できない迫力ある臨場感を、ぜひ体感してもらえたら」と担当者。
シアタータイムは11時~18時30分。1日8回上映。チケット1,200円。ミュージックカフェ&バータイムは19時30分~24時。