「内藤とうがらしプロジェクト」が10月4日の「とうがらしの日」の前後10日間、「とうがらし」をテーマに新宿の新しい歴史、文化、観光、物産を紹介するフェアを展開している。
「内藤とうがらし」は、江戸時代の宿場町、内藤新宿で育てられた野菜の一つといわれ、新宿近郊の農家が栽培していたとされる江戸野菜の一つ。同プロジェクトは、歴史ある「内藤とうがらし」で新宿を元気な街にしようとプロジェクトリーダーの成田重行さんを中心に、さまざまな取り組みを行っている。
期間中、約100店舗で「内藤とうがらし」を使った料理や加工品を販売する。「内藤とうがらし」ゆかりの地、新宿御苑では10日まで、内藤とうがらしの鉢植えを販売。園内のレストランでは「内藤とうがらし」を使った料理を提供するほか、「内藤とうがらし」に関する歴史文化展なども行う。
そのほか、東急ハンズでは七味の口上実演販売、タカシマヤタイムズスクエアレストランズパークでは、「内藤とうがらし」をはじめとする東京の特産物を味わう期間限定メニュー「東京を味わおう」の提供、新宿伊勢丹では「内藤とうがらし」と「内藤かぼちゃ」のフェアを行うなどを展開している。
10月10日まで。