「佐藤国際文化育英財団 佐藤美術館」(新宿区大京町)で5月13日から、「~佐藤国際文化育英財団留学生選抜~日本で活躍する外国人アーティスト展」が開催される。
同館は、美術館の運営や美術を専攻する国内外の学生への奨学援助、美術を通した国際交流による相互理解の促進に貢献することを目的に設立され、その中の奨学援助事業25周年を記念して同展を開く。
作品出店予定の作家は、ゴーシュ・マダブさん(インド)、朴香淑さん(韓国)、文眞英さん(韓国)、顧洛水さん(中国)、筆さん(中国)、チャロームラック・ドンルタイさん(タイ)の6人。
21日14時から、作家が作品や日本への留学の目的、母国の文化や歴史そして母国のアートについてなどを語るアーティストトークや文眞英さんのライブペイントを行う。過去の外国人奨学生の収蔵作品を一堂に展示する「留学生コレクション展」も同時開催。
同館学芸部長の立島惠さんは「当館の若手作家支援及び奨学援助事業25周年を記念する展覧会を3回に分けて開催する。その第1弾が当展で、過去に奨学援助した留学生の中から現在日本で活躍中の6人を選抜し近作、新作を中心に展覧する」と話す。
開館時間は10時~17時(金曜は19時まで)。月曜休館。今月19日まで。