小田急百貨店(新宿区西新宿1)は5月10日、小田急線新宿駅西口地下改札前に駅利用者や訪日外国人をターゲットとした自主編集雑貨ショップ「STAND by 小田急百貨店」を出店した。試行を兼ねて10月31日までの期間限定で営業する。
売り場面積は約56平方メートルで、自主編集によりセレクトした服飾雑貨のほか、食品、化粧品、バラエティー雑貨など約1000点を取り扱う。駅構内の立地を踏まえ平均単価を1,000円未満に抑え、駅を利用する働く男性・女性の日用品や訪日外国人向けの商品などを取りそろえ、案内を英語で表記するなど外国人を意識した対応も行う。
同店は小田急百貨店が進める小型店ビジネスの一環。同じ自主編集雑貨店のコンセプトで昨年、二子玉川などに出店した「デスク マイ スタイル」や、今年3月に新宿に出店した「at/7o(アトリエナナマル)」に続く3ブランド目の店舗。STANDの名称は、駅構内という立地を意識しているという。
「百貨店よりも早い時間から営業しているので日常使いにぜひお立ち寄りいただきたい」と広報担当の吉永さん。
営業時間は8時~21時。