早稲田エリアで9月27日、「早稲田かつお祭り」が始まった。
「鎌倉の波(カツオ)に早稲田(ミョウガ)の付け合わせ」という古川柳がきっかけとなり、江戸野菜である早稲田ミョウガと、今が旬の気仙沼の戻りガツオを楽しむ同イベント。
早稲田ミョウガとは、江戸時代に早稲田地区で盛んに栽培されていた伝統野菜で、市販のミョウガに比べ赤みが濃く、大ぶりで、香りが強いのが特徴。現在、早稲田大学周辺商店連合会、鶴巻小学校などが栽培に取り組む。
同イベント参加店は居酒屋、ラーメン店など10店舗。各店が早稲田ミョウガとカツオを使ったメニューを用意。ラーメン店「十文字」は「かつおとフルーツトマトの冷やし麺 イタリアン仕立て」(880円)を提供する。
「ミョウガを通して江戸東京の食文化や原風景に触れ、日常生活に香味と彩りをそえていただければ」と同イベント実行委員会の早田さん。
10月18日まで。