高田馬場エリアで10月3日~7日、「バル辛フェスタ2015」が開催される。
同フェスタは、江戸東京認定野菜である「新宿内藤とうがらしを味わおう」という趣旨の下、昨年、第1回を開催。今年は28店舗が参加予定。神田カレーグランプリで1位を獲得した「日乃屋カレー」、昨年同イベントで2番人気のスペインバル「La cepa」などが参加する。
内藤唐辛子は江戸時代、現在の新宿から大久保にかけて盛んに栽培された原種に近い八ツ房系唐辛子で、そばの薬味として重宝された品種。その内藤唐辛子を復活させる動きが2010年より新宿区内で起こり、高田馬場地区でも2012年より「内藤とうがらし再興プロジェクト」が始まった。
同イベントで使う唐辛子も、高田馬場地区の企業・団体・学校などが栽培したものを回収して使う。
期間中、あらかじめ購入したチケットで、バル、居酒屋、カレー店、中華料理店などで内藤唐辛子を使ったオリジナル料理を購入することができる。4枚つづりのチケット1枚につき1フード・1ドリンクを提供する仕組み。
「地産地消やまちおこしをテーマに、地元で栽培した内藤唐辛子を使ったイベント。各店とも、今年はメニュー開発に力を入れ、昨年の倍のメニューを用意した。地元の方々をメーンに、内藤唐辛子を知ってもらい、高田馬場の街の魅力を再発見してほしい」と広報担当の日高さん。
開催時間、定休日は各店に準じる。チケット(4枚つづり)は、前売り=3,000円、当日=3,500円。当日券はBIGBOX高田馬場1階コンコースで販売する。