昨年9月23日、コンビニエンスストアのローソン（品川区）が新宿イーストサイドスクエア店（新宿区新宿6、TEL03-5272-4146）にオープンした、北海道旭川市のアンテナショップ「旭川食べマルシェ」で、7月12日に農産品や名産品を販売するイベントが開催される。

　四季折々の旭山動物園をイメージしたディスプレーが目印の同ショップでは、人気の旭川ラーメンや旭山動物園関連商品をはじめ、スイーツ、調味料などの特産品を販売。ポスターやパンフレットなども置いて観光情報を発信している。

　今年1月に行われた「旭川－41度の日記念イベント」は好評を博し、今回も旬のメロンやサクランボ、スイカといった農産物や、壺屋総本店の銘菓「き花」、前回人気が高かった名産品福袋、スノークリスタル北海道の「奇跡のプリン」などを販売する。また、来場者から「旭川の名産品といえば」というテーマでメッセージを募集するなど、来場者参加型の企画も用意されている。

　当日は旭川観光大使のフリーアナウンサー、朝妻久実さんがナビゲート。旭川出身の朝妻さんは、毎週火曜日の8時30分に新宿西口の小田急ハルク前で、通勤する会社員らを応援するチアリーダーとしても活動している。

　同アンテナショップはこの秋でオープン1周年を迎える。同市経済観光部経済交流課の担当者は、「場所はオフィス街だが、おかげさまで近隣に住む方たちにもショップの存在が浸透してきた。アンテナショップが集中する銀座・有楽町エリアと違い、新宿エリアには競合店が少なく有利な反面、ショップへの誘導は今後も課題」と振り返る。また「旭川は果樹の産地で、まさにこれからが収穫シーズン。サクランボなどは普段は関西の方に出荷されるため、この機会に東京の皆さまにもおいしさを知っていただき、ぜひとも旭川へお越しいただけたら」とも話している。

　開催時間は10時～15時。同店は24時間営業。無休。