東京都水道局は、6月1日から始まった水道週間に合わせて、6月6日、新宿駅西口広場イベントコーナー(新宿区西新宿1)にて「東京水飲み比べキャンペーン」を実施する。
会場で東京の水道水とミネラルウオーターとを飲み比べて簡単なアンケートに答えると、参加者全員に東京水オリジナルタンブラーがプレゼントされる。また、東京水に関するパネル展示をヒントに、スクラッチクイズに挑戦して、全問正解すると電気フライヤーや携帯ゲーム機などの賞品が当たる抽選会に参加できる。
飲み比べに使用する水道水は、水道局庁舎の蛇口などから採水したもので、水道水、ミネラルウオーターとも同じ温度にした上でブラインドテストを行う。2014年度に計153回行われた同キャンペーンでは、参加者のべ5万2747人のうち、46.7%の人が「水道水のほうがおいしい」と回答している。
「水道局では昨年度、東京の約8割の水源を担う利根川・荒川系の浄水場に、オゾンと生物活性炭による『高度浄水処理』の導入が100%完了し、おいしい水をお届けしている」と水道局の広報担当者。「まだミネラルウオーターをお飲みになっている方へ、水道水のおいしさを体感していただくとともに、経済面や環境面でのメリットなど“暮らしを支える水”であることもアピールしていきたい」とも。
なお、同キャンペーンは新宿駅西口広場を皮切りに、28日まで都内各所で順次行われる。
開催時間は10時~18時。入場無料。